朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

Haphazard

2008-07-09 09:57:39 | 成功
Haphazard=いきあたりばったり
 20年前、ジェニー・ディビスの3日間泊り込みのトレーニングを受けました。「癒し」とか「気」とか「スピリチュアル」の内容で、HCIの卒業生が大半で麻生豊子さんの主催でした。

 海岸でキャンプファイヤーのあと、ジェニーが言いました。「火祭りをしたら原始に帰り、今夜皆さんは夢を見るでしょう。明日の朝、その夢の話をして下さい」

本当に、夢を見て今でも覚えています。
「東京出張で、小倉駅にいます。切符を買おうと窓口を探しますが皆閉まっています。改札口近くに人がたかっています。そこではバナナの叩き売りのカウンターのように、切符を競り落としています。 変だなと思いながら参入して連れの分も合わせ自由席の切符を手にいれました。
ホームに出ますと、汽車は止まっていてお客は満員です。1号車に乗り込み東京まで、立ち詰めはかなわんなと話していると、汽車の最後尾・運転席部分がガバッと取り外されて離れて行きました。
大きい開口部から太陽の光が眩しく感じます。そこへ、後ろから新しい客車が連結され、私達はシートに座ることが出来ました。おかしいのは、市内電車のような椅子で、向かい合わせになっているのです」

その話をしますと「その夢をあなたはどう思いますか?」と訊きます。
「計画性がなく、行き当たりばったりの生活でスリルはあるが、うまく行かなかったら悲惨だぞと神様が教えてくれているようです」と答えました。
通訳の人は【行き当たりばったり】を翻訳出来ず、私の答えの10倍以上英語で話していました。
ジェニーは「行き当たりばったりでも、あなたの席は用意されているのです。
 何処に行っても、何をしても、あなたの居場所はあることを、あなたの潜在意識は知っているのです。それを伝えているのが夢です」

 20年後の今、ブライアン・トレーシーの「ゴール」で勉強していましたら、「Haphazard」が出てきました。
Don’t be haphazard about your reading. (読書は行き当たりばったりではいけない)

 うれしくなって、若返った気持ちになりました。辞書をひきひき読むのも楽しいものです。

 ついでに思い出したことですが、高校時代読んだ「次郎物語」で無計画の計画 というエピソードがありました。
 佐賀の田舎で友人と目的なしの旅行をするのですが、楽しいことばかりで彼らは、「計画などない方がいい。神様が決めてくれる。あくせく時間に追われ、人との約束に縛られるよりいい。これは無計画の計画だ」と禅の境地のような話をしていました。


 考えてみると、私が計画が下手で、何かとやり直しが多く進歩成長せず、【引き寄せの法則】などにあこがれるのは、過去の自分の考えに取り付かれている気もします。

 ブライアン・トレーシーは、「目標を紙に書け そうすると潜在意識がやり方を見つけてくれる」というのがテーマになっています。
 ドクター・モルツのサイコ・サイバネティックスはもっと徹底しています。
 セルフ・イメージやサーボ・メカニズムが、人生を決めると言います。
 マイケル・ボルダックというコーチングトレーナーは目標を書いたうえにトラッキングという追跡行動をして正しい方向に向けよとかいています。

 目標を立て、実行することを、70才からの生き方としようとしています。
 
 70才までは行き当たりばったり、70才からは目標と計画で生きようというのは、逆ではないかと感じますが、「過ちをあらたむるにはばかることなかれ」
です。

 Zard という歌手がいましたが語源はなんでしょう? Haphazardの後半ですから、「ばったり」と言う意味かな?


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