朝礼の話題

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民主主義を変革する時期

2011-05-14 08:09:30 | 21世紀
政治家は必要か?
2011/05/13
 日本全国で、政治家として選挙される議員・首長は何人居るのだろう?
 中世・封建時代には、領主・高級官僚・軍人の長が権限を持って統治していました。デモクラシー(民主主義)は、領主を排除し市民自らが領主の代わりをするシステムとして、近代的とされて現在の流行です。
 中心になる人がいて、その人に従う人と反発する人が出来ます。領主対民衆の時代、選挙は領主排斥の手段であり、戦争に依らぬ権力交代が出来ました。
 21世紀の現代、すべてが民衆であり、民衆の中の現状に不満の人が政党を作り、選挙によって権力を握り政治を行います。
 1945年、敗戦後の政治は、既得権益や利権も少なく、利権の新配分などの手段で政治家が腕を奮い、世の発展の元となりました。農業の振興・工業の発展策・繊維輸出減少策・石炭産業の廃止・六三制教育・駅弁大学の振興・航空機の輸入など政治で決めて実行されました。
 2011年にもなると、過去の政策は利権となって定着し、人口は減少しようとしているのに、変更することに反対する勢力が政治権力を握り、改革出来なくなっています。
 現在の政府は、官公庁労働組合の支持で成り立っており、現状維持と自らの勢力維持のみを目的としています。
 社会の成長・変革を望まない国はいずれ破綻するでしょう。イギリスの沈滞、ギリシャ・ポルトガルの経済破綻は、日本の将来を彷彿とさせます。
 アメリカは、移民の増加で社会の変化が進み発展しつつあります。
 中国は、経済発展で新たな利権分配も出来、発展を続けます。
 早急な発展は、利権の早期分配となり、日本のような沈滞国家・官僚支配の国が速く出来るか、これを覆す新勢力が社会を変革させるかと進むでしょう。
 東北地震・津波を契機として、社会を改変出来る、政治形態を考えませんか?
 現在の国会のあり方も変え、2院制を廃止、議員数の削減、小選挙区の廃止、2代目議員の禁止、議員定年制、実職業経験10年以下の立候補不可、国から利益を直接得ている職業人の立候補禁止、政党交付金の廃止など政治の沈滞を招く要素を排除しませんか?
 選挙制度そのものも改変し、首長のみ選挙とし、議員は業界団体推薦で決定、するか、籤引きで決めるでも良いと思う。議員報酬は日当のみ。
 利権はすべて期限付きとし、土地も所有権をなくし、使用権のみとし、必要に応じ行政没収も可能とするなどの変化をしても良いではないかと思います。
 地震津波の後始末の邪魔になるものは、すべて排除しましょう。菅さんも。


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