朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

マズローを考える。

2006-05-30 17:12:05 | Weblog
アロマセラピー 続き 2006/05/30
  放送大学コミュニティ論の講義をストレス解消の方法として聴きました
  メモしていると、こんな風なイメージが湧きました。

① 人間の自発的行動は、自分のストレス解消を目的とすることが多い。
② ストレス解消は、味覚・嗅覚・触覚・聴覚の満足を手段としている。
即ち、私の食べすぎ・肥満は、無意識のうちに味覚を満足させるストレス解消法として実行されている。
③ 肥満防止対策は味覚以外の方法でストレス解消をはかるべし。
④ 五感の範疇とはすこし違うが、運動感覚の活用・汗かきなどの分泌・
疲労・安眠・覚醒・集中・笑いなどもストレス解消に役立つ行動と思う。
⑤ 人間もイナゴと同じで、他人と会うことが、ストレスとなりその場から旅に出たいという漂泊の思いが起こる。

⑥ 安易なストレス解消施設として、味覚・嗅覚・触覚・聴覚満足用施設 即ち飲食店・風俗店・パチンコの存在価値がある。
⑦ マズローの欲望の五段階説が、広く認められている。
生理的欲求・安全の欲求・親和の欲求・自我の欲求・自己実現の欲求の五段階ですが、上位の段階に進んだ人でも、低位の段階から離れられない。生理的欲求が起これば、それを最優先する。
⑧ いくら修練を積んでも、最上位自己実現の欲求に達するのは僅かの人数に思う
官僚が昇進するとき、同期入庁の同僚は天下りし退職します。
課長・部長・局長・次官と人数は減りピラミッド型の人員構成を作っています。人間の欲望の五段階を上るのも、自己実現の段階に上るのは、次官のように非常に少なく、大半は途中の段階で挫折するのではないか?
⑨ いくら上位の段階に達していても、下位の欲求が動き出せば、それに抵抗することは難しく、その人は下位の欲求に振り回される。
⑩ 高学歴・秀才は、この五つの段階をマニュアルにより、短い時間で通り抜け自己実現の段階に達することが出来たが、実体験のないまま、生理的欲求・安全の欲求を通り過ぎたため、実際の欲求は満足されておらず、「あのように立派な人がどうして」と言う様な行為をすることがある。

⑪ 大学教授がセクハラし、スカート覗きをするけれど、ストレスにせかされ触覚や嗅覚を満足させて、ストレスに対処していると考えるとかわいそうになる。
⑫ マズローの欲望五段階説と一般に認知されているけれど、階段のような垂直の格差という考えは間違っているのではないか?
水平に広がる欲望の真ん中に自己実現の広場があり、それを取り巻く形で自我の欲求、その外側に認知の欲求と言うように配置されているイメージのほうが、エリートも人間だと認識させ現代に合うのではないか?
⑬ 宗教的悟りは、自己実現の上位な配置されるが、3次元的高さを意味せず、4次元的高みであり、3次元の人間には見えない。
⑭ そのため3次元の人間が想像しているのが、現代宗教の教義である。
イスラムでは、アラーの神は姿のない存在とするのはうなずける。
キリスト教の復活は3次元と4次元を行き来する存在が、神だといっているように感じる。
仏教の仏様は砂漠で40日間飲まず食わずで修行したというが、4次元の世界へ行っていたと考えると、悟りを啓いて元気に帰って来たのも可笑しくない。
⑮ 像や絵を拝む宗教の方が、3次元に固着した低い次元のものであると言うと向坊さんに叱られるかなぁ。

⑯ 高次4次元のあり方を3次元の世界の政治思想として統治の原理とするやり方は無理があり、破綻すると考える。これもアルカイダにしかられるかなぁ。

こんな風に考えていると、いろいろ浮かんでくるのが面白いのですが、何かのストレス解消に役立っているかも!


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