朝礼の話題

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世界真光文明教

2014-10-22 20:03:54 | 21世紀
世界真光文明教
2014/10/22
 夜、うちの玄関に、若い真面目そうな男女2名が突然来て、「手かざしをさせて下さい。何処か身体の悪い所はありませんか?」と言います。
 昔、私は、野口整体に凝ったことがあり、そこでは、「手かざし」は、偸気(ゆき)と呼び、掌から発現する気を患部に送り、自然治癒をうながす療法とされています。
 当時、北九州市の整体道場では、先生が乳腺炎で痛がる若いお母さんの乳房に偸気(ゆき)しました。触ってもいないのに、乳が溢れ、ブラウスはびしょびしょになり、10秒で治癒し、本人も、居あわせた私達も感心したことがあります。
 同じようなことだろうか? と考え、「手かざし」をしてもらいました。
 30分位、「手かざし」を黙ってしてくれました。「掌から呼吸をするように、想像しながら手かざしすると、手から生気がでるのです。日本古来の療法で、
「手当する」と言うでしょう」と「手かざし」の効能を話します。「私達の団体では、これを普及させようと活動しています。一緒に勉強しませんか」と誘います。
 参加することにしたら、これが「世界真光文明教」でした。
 3万円の費用で、福岡市の大きな教会の20人位の初級講座に通いました。
 教義は「生長の家」と似ています。良く分かるのですが、子供向きのように話されると、宗教の重みは感じませんでした。
 首飾りを支給され、床の間に掲げた「光」の文字から霊気が出る、それを首飾りで受けて自分のものとし、掌から発射させる。その霊気で、人間の身体の滞ったところが治癒し、不具合は無くなる。
 そして実習をしましたが、あまり、納得出来ませんでした。
 昨年、福岡市の女性霊能師が、手かざしを教える代金として一人70万円の会費を取る事件がありました。詐欺・脱税で逮捕されることになりましたが、あれより、遙かに真面目で、参加している若い弟子も好感が持てる団体でしたが、整体の偸気(ゆき)の方が本物だと、思い、脱退しました。
 現在、私は、アメリカ・エサレン研究所のロルフィング・ボデイワークに頼って、歩行困難を治療して貰っています。これは、手かざしの神髄と言えるものです。時間は掛っていますが、段々治癒し、若返って行くようです。
 世界真光文明教も、こんな本格的な手かざし療法を学べば、大きく発展するだろうなと感じます。宗教も、新しいことを取りいれ、変化すべきです。昔の儘のやり方に固執すれば、発展なく、インチキ宗教に堕ちるでしょう。


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