朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

ライブドア 頑張れ!!

2005-02-24 11:58:06 | Weblog
 ライブドアのニッポン放送株の買占めは40%に達しフジサンケイ グループの抵抗が激しくなりました。
 ニッポン放送は 新株引受権をフジテレビに割り当てし、ライブドア所有比率を下げる対策を、発表しました。 特定の株主に有利に割り当てする増資は、上場企業とも思えません。これこそグローバルスタンダードに反すると声の出ない日本マスコミは 哀れです。

 こういう方式が許されるなら、アメリカで一般的なインセンティブ ストックオプション(経営者に現在価格での新株発行を受ける権利を与え 経営の結果株価が上昇すれば、その差額で儲かる方式)
は日本では認められず、給与所得とされ高率課税されますが、見直しをせねばならないでしょう。

 昔 「現代人」という松竹映画がありました。池部良主演 渋谷実監督の面白い映画でした。
 若い池部良が、株を買占め乗取ろうとし50%の株を手に入れ株主総会に行きます。そこでは増資の決議がなされますが、池部良は増資引き受けの資金を手当て出来ず、敗退します。
 この映画では、株主全員に持ち株数に応じ新株を割り当てる倍額増資だったと思い違和感は感じませんでした。
 ニッポン放送の増資は特定の株主フジテレビに対してですから、会社の私物化で、これが許されるならば、何でもありの世の中です。


 「改革せよ」「旧来のままでは、日本は潰れる」「ベンチャー企業出でよ」と政府が音頭を取っているところで、「旧勢力は温存せねばならぬ まして公共放送の株は、外国企業から借りたお金で買うことの出来るのはその20%までだ」などと言い、「社員は合併?乗取りを望んでいません」とニッポン放送の社長に記者会見させるのは、山一證券社長が「社員は悪くありません」と涙を流したことを、「みっともない」と叩いたマスコミのすることには見えません。

 ベンチャー企業が成功すれば、その影響をうけ売上の減少する場合も沢山あります。
 北九州では、スーパー デパートが新規出店する度に、既存の店が倒産します。 その倒産の原因となった新規出店の企業は「活力ある会社」として表彰され、そこの社長は商工会議所から「経営者賞」をもらいます。
 地元の「ハローデイ」はそういう表彰をもらって「マルヨシ」10店舗を倒産に追い込みますが、非難する人は一人もいません。
 
 そう言う競争社会が定着し、グローバルスタンダードが採用されているところに、総論賛成 各論反対を、森前総理 奥田トヨタ会長が言い、それを正論のように取り上げるマスコミの姿勢もいやですね。

 ベンチャー企業育成を国の方針とするなら、ライブドアーの足を引っ張るのは、やめましょうよ。


 堀江社長 味方も沢山いますよ!!21世紀の大社長!!

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