朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

意味付け

2016-03-04 23:56:08 | 21世紀
意味付け
2016/03/05
朝起きると、朝日が明るく、「今日は良い日だ頑張るぞ」と良い気持ちを感じます。
通勤のバスはラッシュアワーで遅れています。「あー、遅刻だ。又、睨まれる」と嫌な気になります。通勤電車のドアが閉まり乗れません。「えー、ツイテいない」と嘆きます。待っている隣の人がジロリと私を見ます。「嫌な親父だ」とムカムカします。
 出来事に意味はありません。出来事に意味付けるのは、自分の認識脳の働きです。
 どうでもよいことに、自分で「意味」を付けて感情を動かしています。
 ウィキペディアでは「意味付け」を次のように解説しています。

●我々は起きた事実に反応はしません。
起きた事実が自分にとってどんな意味があるのか?という意味付けが全てなのです。
そして最も大切なことは、100%この決定権を我々が持っているという点です。
現代の多くの人がここを理解せずに、安易に薬に依存してしまっています。
薬やアルコールは一時的なしのぎにはなっても、本来の"意味付け"が上手にできなければ、
また別件が起きれば問題が発生してしまうのです。
人生を満喫している人や諦めない人とは例外なくこの"意味付け"の達人たちです。
諦めない人にとって望まない結果=失敗ではありません。
ストレスで悩む人の多くはこの"意味付け"が単に上手にできないのです。
意味を上手に付けるキーはずばり、"何が正しいか、何が筋なのか?"にあまり執着せず、この意味付けは
自分にプラスになるのか?を判断基準にするのです。
すると一見失敗や、悲劇に見える事にも長い目で見ると大きな"プラスのエッセンス"が隠されていることに気付かれるはずです。
 ●起こった出来事は変えられない。そしてその積み重ねが未来につながる。同じように起こった出来事に対する意味づけと解釈が未来につながるんです。
 今が楽しかろうかしんどかろうが、10秒後も明日も明後日も来年も必ずやってくる。そのときにどんな自分でいられるか。それは今直面している出来事に対する意味づけと解釈次第ということでしょう。
 今は過去の結果。そして今は未来の原因。その未来を迎えた時に、あのときの自分があったから今の自分がある。そう思えるような意味づけと解釈を続けること。
 どんな状態であれ、今がすべて明るい未来につながっている。そう信じることができれば下向く時間も少なくなるってもんですしね。

  意味付けで、人生は、変わります。あなたが今感じている気持ちは、気持ち良いですか? 気持ちが悪いと感じる原因は、対象の出来事や他者ではありません。あなた自身の認識脳の意味付けが、原因です。
 「出来事に意味はない」として、あなたの感情を検討しましょう。それが、大人の考えです。 今日の出来事を上げて下さい。その出来事をどう感じましたか?
 雨が降る 誰の上にも 差別せず    出来事は 神の計らい そう思う