雪の峠を越える。
ナンテ、室内に籠もって、
物書きする。
青白い書生がする、幻想に過ぎない。
山を少しばかりする。左近尉が思うに。
故郷に稼いだカネを、持ち帰るならば……
夏は涼しくて気持ちの良い。
盆にすれば良いだけのこと。
『あゝ野麦峠』（ああのむぎとうげ）は、1979年製作の日本映画。原作は山本茂実のノンフィクション『あゝ野麦峠』。
14億円の配給収入を記録、1979年（昭和54年）の邦画配給収入ランキングの第2位となった[2]。同年キネマ旬報ベストテン9位。
シリアスな題材に対して製糸工場の再現などに巨額な予算が必要なこともあり、1969年に宇野重吉製作・内田吐夢監督・吉永小百合主演も映画化を断念した[3]原作だったが、新たに設立された新日本映画の出資によって実現。若い人気女優たちの共演や抒情的な主題曲などで人気を集め、社会派映画としては突出したヒットとなった。
(wikipedia)
殖産興業に励んだ。
当時の日本。その富国強兵策を貶して、日本はアジアを侵略した。この気分を醸成する。こうした映画に、わが小百合嬢は出なかった。まあ、はっきり言い切ってしまえば、進駐軍の悪は見逃して、とにかく戦前の日本は酷かった。こうしたイメージを振りまいて、戦後日本は幸せな時代。と、まあこう言いくるめたい。
女子供でも、楽してゼニが稼げる。
これが、実相だと。わが郷・左近尉は想像出来る。
当時の農業だとか、山間部の林業は、男にしかできない労苦である。対して、雨風をしのげる、室内での手先の仕事。
反原発の気分と似ている。
戦争気分を煽って、軍艦を売りつける。
かたや、欧米のブルジョアは、自分の内の、女子に贅沢な絹を買い与える。
まあ、慰安婦と製糸工場の女工さんと比較すれば、お叱りを受ける。
だが、世情は時代とともにある。
当時の娼妓は、高給取りだった。
野麦峠を越えた少女も、故郷の村を豊かにした、時代の花形だった。
そして、軍艦島で働いた、朝鮮半島からの出稼ぎも、時代の花形ではあった。
最近になって、軍艦島が有名になった。
それで、韓国に取り憑いた、ユダヤの手先どもが、一儲けたくらんだ。
この穀潰しどもの仕事は、日韓関係に波風を立てる。そして、再び韓国が日本国と一体になる。これを妨害することにある。こんな、無駄な策謀をする前に、日本の工業生産産業は、ほとんど全世界の産業の、基盤を押えてしまった。その現代戦に於ける、戦費がなんと米軍の全世界での軍事予算と同程度ではある。
ユダヤの糞どもは、自分の財布の。その中身を数えるのに、ムキに成りすぎ。はたして日本国の現代戦に於ける、その気の遠くなるような、『戦費』に思いを致したことがあるのだろうか。
野麦峠は、黄金の道であった。
失われた、その 20年は、世界市場制覇の、戦いの道であった。
儂も、今は。スッテンテン。無一文ではある。
でも、現実経営を知るために、使った金は、少なくとも 10億円は下らない。
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