2015/10/27
「和歌の神住吉明神西行に上の句詠めと下の句をだす
(前シテ:翁
後シテ:社人
ツレ:姥
アイ:末社の神
ワキ:西行法師
)」
「西行が和歌の神さま住吉に参りに来たが日が暮れにけり()」
「西行は一夜の宿を爺ジジ婆ババに頼みたれども断られたり(みすぼらしいと)」
「月が見え雨音聴ける庵だが上の句つければ泊めてあげると(上の句:賎が軒端を葺きぞわづらふ)」
「たちまちに西行つける上の句を感心をして宿を貸したり()」
「庵では一竿風月友として花鳥風月楽しみたると()」
「夜も更けて寝入れば夢見に住吉の末社の神が現れ出でる()」
「先ほどの爺ジジ婆ババ実は住吉の明神さまと告げていきたり()」
「そんなとき住吉明神憑依した社人が喜び舞をおどれり()」
「舞い終えて神は離れて正気なる社人は下がる舞台の袖に()」
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