「採点時の評価基準について考える。あまり評価項目が多すぎてもいけないが、少なすぎると差をつけにくい。学校の科目でいうと、英数国社理+音美+α=100点にしたい。評価項目は、
1季語を活かしているか
2定型を尊重しているか。
3平明か。
4詩はあるか。
5重複はないか。
6凡庸でないか。
7感覚に訴えるか()」
「子規の『俳句大要』を読んでいて次のようなことを考えた。それは、世の中にある俳句を客観的に、つまり、学校の先生が点数をつけるように、評価したいということである。最初に浮かんだのが松尾芭蕉の『奥の細道』に出てくる俳句に点数をつけることである。ふと、句数が少ないので全発句とも考えたが無謀だということに気づく。まずは少ない数で試行錯誤して評価項目を検討しながら、点数を付けていく。そうこうするうちに評価基準も決まっていくだろうし、評価の目もできていくだろう。点数をつけることも慣れの問題でもあるし、慣れると評価についても迅速にできるだろう。また、俳句は芭蕉の文学と言われている面もあるので、芭蕉を基準におくことに関しては異論はないであろう。ただ異論があるとすれば、その後の俳人の努力なども考慮に入れないといけないかもしれない。まあ、時代による新しい俳句感・季語なども検討する必要がある。そんな訳で客観的俳句評価法を考えていく。()」
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