2020/03/29
「日曜日久方ぶりに仕事行きパンデミックで客は消えたり[99/0(44)][日めくり]」
「図書館に返却、借出行きました短歌を少し深掘りしよう[短歌の本を三冊][読書]」
「本来のブッダは拝むものでなく模範とすべき人生の師だ
[ブッダは救済者ではなく『人間の師』][ブッダ]」
「悟りとか中庸、理性、煩悩が師の回りには醸し出される[][ブッダ]」
2020/03/29
「お二人の関係たぶん夫婦かな『わが大王』というが証しか
[石田王の卒ウせたまへる時、丹生王のよみたまへる歌一首、また短歌][万葉]」
「なゆ竹の 嫋トヲ寄る皇子 さ丹頬ニヅラふ 我が大王は 隠国の 初瀬の山に
神さびて 斎き坐すと 玉づさの 人ぞ言ひつる 妖言オヨヅレか 吾が聞きつる
狂言タハコトか 吾が聞きつるも 天地に 悔しきことの 世間の 悔しきことは
天雲の そくへの極み 天地の 至れるまでに 杖つきも つかずも行きて
夕占ユフケ問ひ 石卜イシウラ以ちて 我が屋戸に 御室を建てて 枕辺に
斎瓮イハヒヘを据ゑ 竹玉タカタマを 無間シジに貫き垂り 木綿たすき 肘カヒナに懸けて
天なる ささらの小野の 斎イハひ菅スゲ 手に取り持ちて 久かたの 天の川原に
出で立ちて 禊ぎてましを 高山の 巌イハホの上に 座せつるかも[#3.0420][万葉]」
「長々と続ける歌をちょちょ切れにして歌の意味解していかん[反し歌][万葉]」
「逆言オヨヅレの狂言タハゴトとかも高山の巌の上に君が臥やせる[#3.0422][万葉]」
「うそー、そんなバカなと言いつつも高山の巌の上にあなたが臥せると[超訳][万葉]」
「石上イソノカミの布留フルの山なる杉群の思ひに過ぐべき君にあらなくに[#3.0422][万葉]」
「春日なる山の杉群れ忘れてもわたしはあなたを忘れない
[超訳:上句なる三句は過ぎるの序詞であたいはあんた忘れないわよ][万葉]」
「なゆ竹の 嫋トヲ寄る皇子 さ丹頬ニヅラふ 我が大王は逝ってしまいき
[石田王は若くして逝った][万葉]」
「 隠国の 初瀬の山に 神さびて 斎き坐すと 玉づさの 人ぞ言ひつる
[死者のすむ初瀬の山に祀られて神々しくも人ぞ言ひつる][万葉]」
「妖言オヨヅレか 吾が聞きつる 狂言タハコトか 吾が聞きつるも 天地に
悔しきことの 世間の 悔しきことは 天雲の そくへの極み 天地の
至れるまでに 杖つきも つかずも行きて 夕占ユフケ問ひ 石卜イシウラ以ちて
[超訳:取り乱しあなたがいないがわからない天地の果てまで探したい][万葉]」
「我が屋戸に 御室を建てて 枕辺に 斎瓮イハヒヘを据ゑ 竹玉タカタマを
無間シジに貫き垂り 木綿たすき 肘カヒナに懸けて 天なる ささらの小野の
斎イハひ菅スゲ 手に取り持ちて 久かたの 天の川原に 出で立ちて
禊ぎてましを 高山の 巌イハホの上に 座せつるかも
[超訳:わが屋戸でお祀りをして禊ても巌の上で鎮座されたか][万葉]」