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「角川の『短歌』を三年求めしも今年は少し身をいれて読む()」
「一月号今年は特に裕子さん新春詠の百五首が載る()」
「岡井さん八十三歳も書きかけの仕事を五つ目標とせり()」
「その中に森鴎外の『うた日記』検討続け完成すると()」
「いろいろな歌のよみかたありまして目移りがして立ちくらみする()」
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「細領巾ホソヒレの鷺坂山の白つつじ吾アレににほはね妹に示さむ(鷺坂にてよめる歌一首 #9.1694)」
「白い鷺その山で咲く白つつじああ匂ってきます妻にみせよう()」
「妹が門入り泉川の常滑にみ雪残れりいまだ冬かも(泉河にてよめる歌一首 #9.1695)」
「妻の家入り泉川の苔の岩雪が残れるまだ冬なんだ()」
「細領巾ホソヒレの鷺坂山の白つつじ吾アレににほはね妹に示さむ(鷺坂にてよめる歌一首 #9.1694)」
「白い鷺その山で咲く白つつじああ匂ってきます妻にみせよう()」
「妹が門入り泉川の常滑にみ雪残れりいまだ冬かも(泉河にてよめる歌一首 #9.1695)」
「妻の家入り泉川の苔の岩雪が残れるまだ冬なんだ()」