そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

細川俊之さん逝く

2011年01月15日 | 挽歌もどき
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「ダンディで女でなくもゾクゾクす美しい声いまはなきかな(1月14日、享年70歳)」
「元夫婦小川真由美がコメントすあの声聞けずすべてが無へと()」
「原因は自宅で転び頭打ち硬膜下血腫早い死となる()」
「()」
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歌会始め

2011年01月15日 | 三十一文字

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「おほかたの枯れ葉は枝に残りつつ今日まんさくの花ひとつ咲く(美智子皇后様)」
「本年の歌会始め『葉』がお題インパクトある言葉少なし()」
「召人は『安永蕗子』山茶花の白を愛した母を歌えり()」
「山茶花の白を愛した母思えば葉と葉のあひのつぼみ豊けし(安永蕗子)」

「選者には永田和宏含まれるやはり挽歌を歌って寂し(昨年亡くなった妻の河野裕子さん)」
「青葉木菟アオバヅクが鳴いてゐるよと告げたきに告げて応ふる人はあらずも(永田和宏)」

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万葉集#9.1687-9.1689

2011年01月15日 |  / 万葉集
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「白鳥の鷺坂山の松影に宿りてゆかな夜も更けゆくを(鷺坂サギサカにてよめる歌一首#9.1687)」
「山城の鷺坂山の松蔭に宿っていくか夜も更けたから()」
「松蔭は遊女の寓意あるという万葉の世もかくもありしか(久世なるは淀川沿いか今ならば松はないけど真偽は不明)」

「あぶり干す人もあれやも濡れ衣キヌを家には遣らな旅のしるしに(名木河ナキガワにてよめる歌2/2首 #9.1688)」
「濡れ衣炙って干すかある人はわれ持ち帰る旅の記念に()」


「荒磯辺アリソヘにつきて榜がさね都人浜を過ぐれば恋コホしくあるな
り(歌2/2首 #9.1689)」
「岸近く漕いでください都人浜を過ぎれば恋しがるから()」
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