2015/02/07
#033 紀友則「桜の木酒瓶片手に浮かれてはしづ心なく花を散らせり()」
#034 藤原興風「地は割れて地球も位置を変えたのか松の他には皆死に絶えた()」
2015/02/02
#031 坂上是則「雪降りて月と兎が雪だるま作る頭に鶏が乗る()」
#032 春道列樹「恐竜が何か話せる仏像にどんなしがらみあるというのか()」
2015/01/30
#029 凡河内躬恒「真白なる花手折るれば真赤なる血が飛び散れるデジャブを見たり()」
#030 壬生忠岑「口の中暗闇となりコーヒーやトースト・月が『さよなら』と言う()」
2015/01/29
#027 中納言兼輔「いづみ川周りの木々も美しく架空の美女との逢瀬思わん()」
#028 源宗于朝臣 「木の葉もち自販機に来る狸だが周りの山の冬は枯れたり()」
2015/01/26
#025 三条右大臣「ターザンが雄叫びあげて通い来る夜のジャングル目が光りおり()」
#026 貞信公「紅葉葉もホテル一同待ってますあなたの殿が来る次のときまで()