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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

パロディ版百人一首(#091-#095)

2015年04月18日 |  / 百人一首

2015/04/17


#091 後京極摂政前太政大臣「黒電話送受話器にはコオロギが大きな声でリンリン鳴けり()」

#092 二条院讃岐「陸上のいろんなことはさておいて海の中でも眠る文化が()」

#093 鎌倉右大臣「ごたついた陸はさておき海上はつながれた舟沈みかけたり()」

#094 参議雅経「ライオンを撃つマタギいる吉野山左は今日で右アフリカと()」

#095 前大僧正慈円「飛行機が飛び立つ下に泣く子あり救いの加護はこの子にありや()」


パロディ版百人一首(#086-#090)

2015年04月18日 |  / 百人一首

2015/04/16


#086 西行法師「『巻き込むな』月が言いたり貫一に金色夜叉の別れのシーン()」

#087 寂蓮法師「潮噴ける鯨が棲める沼なれどたらいのごとく小さく丸い()」

#088 皇嘉門院別当「『もう二度とこの海辺にはこないよ』と寂しい駅で汽車まつ女()」

#089 式子内親王「破れたるキャンバスにたつ見返りの女の回りにいろんな玉が()」

#090 殷富門院大輔「雄島にて魚とる海女の袖濡れてわたしの袖は血が滴れり()」


パロディ版百人一首(#076-#080)

2015年04月16日 |  / 百人一首

2015/04/16


#076 法性寺入道前関白太政大臣 「中華屋のシンクの海に漕ぎ出せば雲居にまがう泡がもりもり()」

#077 崇徳院「運命に裂かれる女男の髪の川割れても末に逢おうとしたり()」

#078 源兼昌「寝んとする関守の布団踏みつけて二羽の千鳥は『おやすみ』を言う()」

#079 左京大夫顕輔「UFOのロクロク首が街襲う闇夜煤けて月が霞めり()」

#080 待賢門院堀河「蝙蝠の身体をしたる女がいて髪を手のごと朝の支度を()」


パロディ版百人一首(#081-#085)

2015年04月15日 |  / 百人一首

2015/04/15


#081 後徳大寺左大臣「流れ来る鳴き声の方眺めれば有明の月『おはよう』という()」

#082 道因法師「虚空にとしがみつきたる抜け殻に落ちる一滴涙と知って()」

#083 皇太后宮大夫俊成「寝転んで足組みながら欠伸するビクターの鹿退屈したり()」

#084 藤原清輔朝臣「廃墟にて貴族二人と女官かな骸骨姿で往時を偲ぶ()」

#085 俊恵法師「鼠いて破れた家のすき間から二人の男女からむを見たり()」

 


パロディ版百人一首(#071-#075)

2015年04月14日 |  / 百人一首

2015/04/14

#071 大納言経信「夕さりて秋刀魚を焼いて待ちたれば徳利さげて狸がきたる()」

#072 祐子内親王家紀伊「怖いもの女の嫉妬の眼がにらむそんな視線は受けたくはない()」

#073 前権中納言匡房「天上の花の精かな花を撒く霞の幕が出番を待てる()」

#074 源俊頼朝臣「『はげしい』と昇天したる貴族いて鼬イタチのさばり地面を歩く()」

#075 藤原基俊「講師にと願う父子がうなだれつ人事に漏れるコンピュータの前()」