暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

オレガノってこんな匂いだったっけ

2019年07月16日 00時00分01秒 | 日常

 

 庭のミントを植えてあったあたりに背丈がミントより高いものが伸びて細かな花をつけている。 細かな細かな芽の粒は1ミリちょっとぐらいで花は4,5ミリと言うところだろうか。 ミントにしては丈が高く葉が少ない上に花が多いように思って、念のためにミントと思しき小さなその葉っぱを千切って指ですりつぶし嗅いでみた。 ミントの香りがする。 それで家人にこんなミント植えてあったっけ、と尋ねるとそれはオレガノだという。 ええ、オレガノはうちにはなく、大抵は乾燥させたものを買ってそれを他の香草と同じく肉の煮込みや何やらに使っていたからそのときの香りと指の間から今も香るミントに似た香りの違いを測りかねていた。 乾燥させたオレガノってこんな香りだっただろうか。 ネットで牽いてみるとオレガノの和名はハナハッカ(花薄荷)であるからそんな香りがするのも当然のことだと思った。 そうすると乾燥させたものを煮物や何かイタリア風のソース、ピザを焼く前に振りかけていたあの香りは何だったのだろうか。 タイムやセージ、ローズマリーなどの匂いと混ざって記憶が不確かになっていたのだろうか。 このように薄荷の匂い、ミント臭があるのだから乾燥させたものにそれが残っていれば記憶にはっきり刻み付けられているのに、、、と思った。

夕食が済んで近所に住む葬儀コーディネーターをうちに呼んで自分のこれから3か月ほど先になるだろう葬儀の準備のためのことごとを訊いた。 これから徐々に細かいことを詰めていくのだが準備のための顔合わせということだ。 聞いているその中で、自分のように死期が迫ってきて本人を含めて相談する例が多くなっているという。 彼女の扱う葬儀の半分以上が本人を交えて行うものであるから高齢化と医療の進歩、癌患者が多いことなどから生前に準備しておくケースが増えているということだ。 実際安楽死の準備はしても必ずしもそうなるとは限らず、もし何かの具合で体調が急変したりすると場合によっては自宅では不便となり近所のホスピスで息を引き取るということにもなりかねない。 そのあたりのことも家庭医、葬儀コーディネーターとも連携して話し合うことになる。 そのときには自分はいないにもかかわらず、けれどそのときのことについて相談している場に自分がいるというのは何とも奇妙な気分でもある。



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