暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

柔らかい光の中で

2016年09月28日 16時24分12秒 | 日常

 

まだ五日か一週間前まで暑く裏庭でパラソルを広げて本を読んだりしたものだが昨日今日は平年並みの18℃まではまだ行かないものの日中最高気温20℃を越したぐらいだからここに来て一気に秋めいたように見える。 それにつれて庭の植木にも鮮やかな色のものが退いてベージュ、茶色がくすんだ深緑に混ざるようにも変化が見える。 

来週早々また日本に飛ぶことになっている。 8月の終わりに10日ほど帰省した時は温度がここと同じでも大阪の湿度の圧倒的な力には参ったけれど今回は温度が大分下がっているのだろうからあんなショックを受けるようなことにはならないだろうと思う。

こちらに戻ってから一か月も経たずにまた見知ったところに行く。 「行く」と書いている。 自分にはもう年齢の半分以上オランダに住んでいてここが住処になっている事とこれから例えば5年後に日本に出かけるとなるとそのときにははっきりとした「来た」という感覚のもとに航空機から出るだろうし、もう「戻った」という感じは遙か彼方に後退しているだろう。 それにその時には降り立つのはもう関西空港でもどこの空港でもよくなっているのではないだろうか。

秋らしくなった柔らかい光の庭で鮮やかな色の花々が消えた中、薄紫を見せて目を惹く背の高い植物があった。 なんという名の植物だっただろうか。 夏の間にはやたらと骨っぽい茎が伸びただけのものだったのがここに来て先にこんな花を咲かせている。 オランダ名は「棒の草」だったのではないか。



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