暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

二、三年ぶりにアムステルダムの東南を18kmほど歩いた

2011年02月09日 12時29分21秒 | 日常


2011年 2月 7日 (月)

家人と自分の予定が合ってこの日アムステルダムの東南をアムステルダムの外縁を、時計でいえば3時から6時ほどのところ、右下の4分の1ほど、約18kmを歩くことにした。 このあたりを歩くのは自分にとっては2年か3年ぶりのことだ。 この部分はまだ歩いたことはないけれど日記にも2,3年前のこの時期に近辺をあるいたことを書いている。 家人はこの半年ほど北ホランド州の海辺から始まってアムステルダム東側を迂回して東に向かいドイツとの国境のあたりまであるオランダ横断ウオーキングコースをこれから何年かかけて少しづつ歩くことに決めてすでにもう何回か一人で始めていた。 私が年末年始に日本に帰省していた3週間あまりの間にも2回は行っており、一回で15kmほどは歩いているからもう既に100km弱は歩いている勘定になるかもしれない。 二人で歩くのはもう何年もかかってオランダ縦断のコースも試みているのだが、こちらのほうは二人もしくは時には子供達も同行して1回に20kmほどで全体の8割ほどは済ませているのだがそれが済まないのに新たにオランダ横断のコースを始める気にもならず、家人が出かけるのを横目でみて放っておいたのだが、もう1ヶ月ほどまともに歩いていないので今回は一緒に出かける気になったのだ。 それに今回のコースは2,3年前に歩いたコースの続きにもなる、とのことだったことも見慣れた景色から新たな場所に移る過程で景色も変わって行くことにも興味があったことも今日家人に加わる理由の一つだし、今回は何時ものようでもなく町の周縁部ということもあり田舎の風景は遠くに見えるもののアパート群や整理された公園、大きな運河に沿ってあるくという風でもあってそれまでのように静かな田舎だけではないということにも気を引かれたのだった。

今回は車を使わず公共の交通機関を使う。 アムステルダムまで電車ででかけそこから地下鉄で出発点まで行く。 オランダでは今年の2月からバス、地下鉄、市電などの回数券が廃止されて国鉄をも含む電磁パスを使わなければならず、それをはじめて使うことにしたのだが、帰りの駅でカードが受け入れられず電車の中で車掌にカードをチェックしてもらっているときにもう一人の客がおなじようなトラブルがあった、と車掌につげ、自分のカードの不備ではなく駅の機械の故障だったということがわかり、車掌はセンターに機械が故障していることを電話連絡し我々はそのまま無料で目的地までいけることになった。 このカードを使う初めての日にこのようなトラブルがあってちょっと戸惑った。 家人がそこでカードをかざしたときには何の問題もなかったのだが妙なことだ。

町の外縁部をあるくというのは妙なものだ。 片一方には田舎が広がり片一方には住宅やアパートが立ち並ぶ、という具合なのだが初めの部分はアムステルダムからドイツ方面に向かう運河に沿ってあるくことになる。 その運河にかかる自転車、歩行者専用の橋が面白かった。 大型貨物船が行き交う運河なのでかなりの高さがなければならず、歩行者、車椅子も通ることも考慮して運河の畔からすこしづづの傾斜をつけてあり4本足が運河の上で繋がるかのような形になっている。 風が強かったので上までは漕いで上がれても運河の中ごろで自転車を降りて押して通る人もみられた。 ゆっくりとした傾斜をつけてあるから橋を渡るのには300m以上あるくことになる。

アムステルダムの南には高層住宅群がある地区があり、そこの端にある地下鉄の駅がこの日の最終到着点だった。 そこに至るまでいくつかの公園をぬけてきたのだが、人口を多く抱えた地区であるから公園もかなり大きなものにしてあり、たくさんある池や林も趣向を凝らして配置してあり、そんな公園をいくつか抜けると3,4kmにもなる。 そのあたりの住民は我々のように次から次に横切るというような歩きかたをせず一つの公園だけで周遊することで充分だろうし、ジョギングをする連中にしても一つの中だけで周回しても充分な距離がとれるつくりになっているのだ。

帰りの電車にしても帰宅してからも疲れは感じなかったものの食後風呂に入って体を横たえるとさすがに疲れが出たのかそのあと直ぐにベッドに向かい朝までゆっくり睡眠をとった。

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