暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

ジャズにポニー

2007年08月30日 13時47分12秒 | 日常
2007年 8月 25日

田舎のジャズフェスティヴァルの大テントでビールを飲みながらライブを聴いていると腹が膨り、そこで500人ほどに対して3つほどの簡易トイレに向かうとそこは女性たちに占領されていてこれではなかなか使えそうにないので、それでは外で、と会場をでてぶらぶらと運河にかかる橋を渡り高い堤のふちを歩いているとポニーが何頭かのんびりと草を食んでいた。

かすかにライブのベースとトランペットの音が聞こえ、それに混じって風が牧草地の縁の水路に生える蘆の葉を通り抜けるサラサラという音、空にはツバメ、ときどき雲雀の囀りが聞こえるなかで水路に放尿してから一心に草を口でむしりとっているポニーに目を向けた。

子供、少女の乗り物として田舎では大抵、農家の裏の一角に放し飼いにしてあるのだがここでは堤の部分を1kmほどもあるかと思うほどの長さで囲ってある。 長く伸びた草を刈り取る手間を省くために放し飼いにしてあるのかもしれない。 しかし、この日にはその柵に目新しい張り紙がしてあった。

イギリスで最近生じた馬インフルエンザ感染防止のため、柵の中に入ってポニーや馬に触れないよう注意を促すものだった。 ドイツでは先週鳥インフルエンザが発生して何千羽と鶏が処分されたニュースがあったこともありそそくさとそこから離れ又テントのジャズに戻った。

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