ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

ニコライ堂と与謝野晶子

2022-10-10 21:23:41 | 日記

 このあいだの土曜日、堺短歌大会の帰りの電車の中で、松村由利子著『ジャーナリスト与謝野晶子』を読んでいた。山を越えたら読もうと楽しみにしていた本の一冊。読み始めると止まらない。堺だし、ゆかりがあるしと思って、長い道中の読みものにちょうどいいと思って持参していた。

 

  

 

 すると、スマホがぶるっと揺れて、開いてみたら3連休で東京に行っている息子からのラインだった。洋風の建物の写真が1枚。それだけ。

 

 ? と私が返信したら、「ニコライ堂」と返ってきた。

 

 ほう。ニコライ堂。息子は古い建物の写真を撮るのが好きで、時間があるといろいろ撮っている。

 

 ちょうど、私が読んでいた本で晶子の歌の連作が紹介されていて、ニコライ堂の歌のところを読んでいるところだった。

 

 ・わが住むは醜き都雨ふればニコライの堂泥に泳げり  与謝野晶子

 

 ニコライ堂っていっても全国にいくつかあるのかも、と思いながら、ちょうどニコライ堂の歌を読んでいたことを書いたら、

 

 ・隣り住む南蛮寺の鐘の音に涙のおつる春の夕暮れ  与謝野晶子

 

 の歌を息子が書いてきた。 え、このニコライ堂ってそのニコライ堂なの???

 

 タイミングよすぎで怖い。。 ふたりでびっくりしていた。

 

 不思議なことがあるなぁ。 

コメント
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