きょうは父の退院の日、ということで有給休暇をとっていたのですが、12日に延びたので、家にいる日になりました。
洗濯をして、ゆっくり朝ごはんを食べて、植物の世話をしようと思って、外にでてみると。
秋です。秋の光がくまなくさしています。なんでしょう、この豊かさは。家に入って、スマホをとってきて写真に撮ってみましたが、この豊かさをうまく収めることはできませんでした。そりゃあそうです、せっかくすべてのものに、わけへだてなく、ガレージの隅々にまで秋の光がさしているというのに、そのまま収められるはずがありません。
それで、私も帽子をとって、秋の光をたくさん浴びることにしました。植物がいきいきしています。
むこうのほうに黒い煙が空に向かってもくもくと立ち上っているのがみえて、あれはなんだろう、火事だろうか、誰か消防車を呼んでいるんだろうかと気になりつつ、水遣りを続けていました。すると、ご近所の人々も外にでてきて、「火事みたいだ」「私の家からは火も見えた」とか、心配そうに空を見ていました。
こんなにも明るくて、雲ひとつない青空に。
しばらくすると、消防車が何台も通っていく音が聞こえて、煙はおさまりました。風のない日でよかった、とみんなは自分の家に入っていきました。
私は布団を干して、夏用の茣蓙を干して、掃除をしました。家じゅうの窓をあけて、空気を通しました。
家の中も秋になりました。
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