ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

おだやかな日のハプニング

2021-02-16 22:30:26 | 日記

 電気圧力鍋のマイブームは続いていて、仕事のない日はじゃんじゃん使っている。先週の火曜日にきて、仕事がない日はきょうで5日。もう18回も使った。1日に3回以上つかっていることになる・・・・

 

 きょうも朝からふろふき大根を作るのに、電気圧力鍋にセットして洗濯したり、ゴミ当番の掃除をしたり。

 

 10時にはふろふき大根も洗濯も水遣りも掃除も終わったので、青谷梅林に梅でも見に行こうかと思い立つ。そのまえに郵便局と銀行へ行き用事をすませる。城陽駅から電車でふたつめ。気温はそんなに高くはないけれど、歩ているとちょうどいい感じ。

 

 ずっとまえに山城歌会で「上田三四二が歩いた道」をたどりながら梅を見るという吟行会をやったことがあった。あのときは食事のあと歌会をして温泉も入って帰ったなぁなどと思いつつ。

 

 きょうはひとりでまた同じ道をたどってみる。

 

 材木屋さんもまだあったし、小学校の立派なクスノキもあった。なだらかな坂をくだっていくと、十字架の屋根がみえてきて、キリスト教系の幼稚園もあって、子供がたくさん楽しそうに遊んでいた。うねうねと続く竹林を歩き、ときどき梅の咲いている木をみつけて写真を撮った。

 

 竹の林のとぎれたあたりに、上田三四二が勤務していた南京都病院がある。まえはここを登って行って病院の見学もして、温泉方面へ歩いたのだが、今回は温泉のほうへはいかずに、梅林園へ行くことにする。よく知っている道だから、と思っていると、第二名神のためのトラック街道ができていて、かなりようすが変わっていた。

 

 細い獣道みたいなところを通れば梅林の広がる小高い丘に続いているはずが、途中で分断されている。むかしからあった休憩所の屋根はみえたのだけど、そこへつながる道がどうしてもない。あそこで水筒のお茶を飲んで、歌集を読もうと思っていたのに。しかも、梅林の梅はまだ時期が早くて、ぜんぜん咲いていない。

 

 残念に思ってあるいていると、誰も通らないような細い道の脇に、ホトケノザとかオオイヌフグリとかが咲いていた。まだ咲き始めたばかりで、冷たい風にふるえているみたいだった。でもとても愛らしい。

 

 帰りはバスに乗ることも考えたけれど、まぁ、たまには歩こうかと思って駅まで歩く。歩数をみたら、13000歩! 8キロ以上歩いている。。

 

 駅前のスーパーで胡麻とチョコレートを買って、駅で電車を待っていたら、被っていた帽子が風で飛ばされて、線路に落ちてしまった。田舎の駅なので、ひょいと降りて取れそうだったけど、他にも人がいたし、渡ってきた歩道橋をまた戻って、駅員さんに話をした。とても若い女性の駅員さん。

 

 いろいろ手続きがいるらしく、あちこちに連絡をとっている。ほんとうに申し訳ない。あの帽子はお気に入りの帽子で、チェコにも持って行った思い入れのあるものだから、もういいです、とも言えなくて。成り行きを見守るしかない。

 

 そうこうするうちに電車がやってきて、私の帽子の上を通っていった。線路の間に落ちたから、車輪に敷かれることはないと思うけど・・・ 電車が発車したあと、駅員さんがマジックハンドみたいなのを持ってきて、取ってくれた。(たぶん、はじめてのことだったと思う。なかなかつかめなかった)

 

 城陽駅でまた買い物をしたあと、バスに乗って帰った。14時すぎ。4時間あまりの散歩にしてはいろいろあったな。

 

 そして、帰ってすぐに、帽子を洗濯機で洗いながら、またあのお鍋でシュウマイを作ったのだった。 

コメント
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