きのうは家の植物の手入れをしたくらいで、買い物にも出なかった。これでは運動不足になってしまう。
それで、久しぶりにダイアナに電話してみたら家にいるという。長居はできないけれど、このあいだ息子からもらった小豆缶(!)をダイアナにもあげたいと思っていた。それから、最近またパッチワーク熱がよみがえって、いろいろ作っていて、家族が5人になってがんばっているダイアナに「えらいネ」と刺繍したミニタペストリーを作ったので、それも手渡したいと思っていた。そして、いつもダイアナに作ってもらっているドクダミ化粧水があと少しになって心細くなっていたのだった。
ダイアナ「ドクダミ化粧水、ちゃんととってあるよ!」
わーい。さすが!! じゃあ、14時くらいに行くわね。といって、出掛けようとして。ふと、徒歩でいくのはどうだろうと思った。片道30分くらい。いままで車でしか行ったことなかったけど。よし!!
欅坂46のメドレーを聴きながら、歩き出す。うん、なかなかいい。
実はうちとダイアナ宅までの道には城陽市の名跡がいろいろある。車でいけば素通りだけど、せっかくだからぐるりと巡ってみようと思った。
久世神社の前の坂は鷺坂といって、万葉集にもでてくる。
山背の久世の鷺坂神代より春ははりつつ秋は散りけり 柿本人麻呂
飛鳥時代、人麻呂たちが行き来した坂なんだなぁと思いながら歩くとちょっと不思議な気持ちになる。 でも、思ったより長くてきつい坂で、いったん上って降りたあたりで喉がかわいて自販機でりんごのジュースを買った。
それからしばらく歩いてようやくダイアナ宅に着く。モッコウバラがたくさんきれいに咲いていた。ダイアナと少しおしゃべりし、物々交換し(!)、ご主人もでてこられたので少しお話しした。
帰りは別のコースにした。道のりのちょうど半分くらいのところに正道官衙遺跡という複合遺跡がある。息子たちが小さかったころは、だだっぴろい公園という感じだったけれど、久しぶりに行ったら、史跡っぽく整備されていた。たくさんの子供たちがボールで遊んだり、大人も散歩にきたりしていて、平和な日曜日なのになぁと思う。そこでまたさっきのジュースを飲み、読みかけの歌集を最後まで読んでまた歩き出す。
家に帰って確かめると、7000歩ほどあるいた。一日の目標が3500歩だから、二日分。 ちょっと遠かったけど、また行ってもいいかなと思う。