きのうは、出町座で開催された「短歌をよむ、映画をかたる」というイベントに参加しました。
大森静佳さんと林和清さんがお互いの歌集『カミーユ』『去年マリエンバートで』から十五首を選んだ歌をベースに、映画の話を中心に配役とか裏話などを交えながら、90分。最後にそれぞれの新作7首の朗読もあって、あっという間の楽しい会でした。
二人が紹介する映画も全部見て見たくなるような、どういうところが魅力かとか、思い入れとか、まっすぐに語られたところがとてもよかったです。
出町座は1Fが本屋と喫茶になっていて、3Fの会場はちいさな部屋だったのですが、バックヤード的な場所からのぼっていく階段も、まるで自分がスタッフにでもなったような気がしておもしろいと思いました。
京阪出町柳から徒歩5分くらいでしょうか。鴨川を渡って、ふたば豆餅がみえたらすぐの商店街を入って行ったところに出町座はあります。
はじめて行ったのに、とても懐かしいような、レトロさがいい感じでした。
ふらっとまた映画を見に行ってみようと思っているところです。