ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

久しぶり!

2007-12-23 | family

←いっただき~ッ! 

2年振りにオーストラリアから里帰りした従弟家族が来るので、我が家と姉の家族と母も一緒に食事をしようよ、と提案した。13名が集まれるとわかった段階で、Bホテルの○シュ○シュに予約の電話を入れたがすでに満杯とのこと。不安がよぎった。Oホテルも日の出のEホテルもいっぱいで断られた。歩いていける場所、というと後は目の前のショッパーズの「しゃぶ○○」。ここでやっと、14名まではいれるお部屋が予約出来た。ふぅ~。12月って、大人数での予約は大変なんだって、常識だったのね。
               

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彼らが二年前に帰国し、母宅を訪れた時
、私は仕事の日だったので会えなかったから3~4年振りとなる。大人は変わらなくても、子供にとって数年の年月の変化は大きい。小学生だったSちゃんも来年は中三。学校ではまだ禁止されているそうだけど、ホリデーの間ならいいよね、とばかりに指先にブルーのマニキュアが光っていた。あちらで習い始め、頭角を現した新体操のクラスでは、豪州に移住したロシア人の元オリンピック選手がコーチだとか。体がとにかく柔らか~~い!日本語だけの日本での生活から、家庭内のみが日本語、の世界での生活。もうすでに言葉の問題はないそうだ。頭も柔らか~~いのだ!“あちこちかたくかちかちこちこち”の身には眩いばかり。旅行で度々訪れていたその国を気に入って、移住してしまった従弟一家だけど、彼らを見ていると、移住と言う言葉がピンとこないほどの気軽さを感じる。外国との距離感はその昔とは問題にならないほど無くなっているし、インターネットだと、机上がすでに丸ごと世界だもの。

普段家族4人でさえ、一緒に行動をとることが難しいけど、今回は偶然、声をかけなかった横浜の弟の所を除き、ほぼ全員の都合がついた。オーストラリアの様子を伺いながらの楽しいひと時を額仕立てに収めてみた。

従弟たちと会食を共にしたあとは、皆で母宅に流れ、さらにおしゃべりに花が咲いた。クリスマスを日本で過してから帰国するという従弟ファミリーの所に遊びにいけるのはいつになるかなぁ。

その日はWave101で開催されていた礒 みゆき 作「
もりでうまれたおんなのこ」の原画展の最終日だったので、閉場の30分前に買い物がてら見に行った。パンフレットがダサかったので、どうしようか迷ったが、宇野亞喜良の原画が見れるんだもの、行きゃなきゃ損だ。彼のイラストを見たのは、その昔、たぶん「エドワーズ」というファッションメーカーのポスターの絵でだったと思う。EDWARDSと言えば30年以上前に買った「レディーエドワーズ」のツイードのスーツがまだ家にある。振袖同様、太平洋を往復した衣服の一つだが、今はそれが娘の部屋に吊るしてある。これってすごくない?

絵本の原画展は思った通り、よかった。宇野亞喜良の描く女の子って、ツイッギーと山口百恵を足して2で割ったような、愁いを帯びた顔をしているなぁ、と見とれた。時々ドキッとするほど色気を感じる。どの顔もそうだけど、目の表情が何かを訴えているようなので忘れられなかった。今回も、おんなのこは子供のようでもあり、女のようでもあり、あどけなさと怖さの両面を感じた。昔、モガそのものだった叔母が中原淳一の「それいゆ」や「ひまわり」という雑誌を持っていて、読み終わった雑誌をもっらって見ていたのだが、彼も沢山の兄弟姉妹がいたので、そのような雑誌の山のなかで育ったようだ。「よいこ」と言われる子が起こす近頃の事件の数々や自傷行為などなどがつい、思い起こされた原画展だった。宇野亞喜良はその他にも多くの本や童話の挿画を描いているんだ、と、web検索して知った。