義兄が亡くなってから、もう12年が過ぎてしまった。
彼のアシスタント(?)をしていたという、Yさんから、写真展の案内を戴いた。
その葉書には、ブラジル北部バイア州の古都サルバドールのカーニバル風景の写真が。
サルバドール出身者には、ジルベルト・ジル(Video・Clipeの所で試聴)、
カエターノ・ヴェローゾ(Clipeの所で試聴)、
マリア・べタニア(カエターノの妹)、ガル・コスタ(Videosのところで試聴)、
ジョアン・ジルベルトなど・・有名な歌手がずらり。
懐かしくて、“行きた~い! ”と、私の一言で、土曜日に家族3人が行く事に。
六本木ヒルズの反対側、狭い道を歩いていくと、その会場となるBarに到着。
早速Yさんがお出迎えしてくれた。
Pm7:00~Am2:00までが営業時間のお店で何で写真展を?
と、最初から疑問符が頭の中にあふれていた。
Barを任されている金ちゃんという方は、義兄の友達で、長年、スタイリストをやっていたそうで、
Yさんもパパもみんな、ほどほどの知り合いのようだ。
なんともまぁ、ブラジル的!
あちらは、“友だちの友だちは友だちだぁ~!その又友だちの友だちは・・” の世界。
義兄が、「よぉ~、弟がいるから、ブラジルに行ったら寄ったらいいよ」と、言っていたのか・・・?
向こうでは年中、知っている人から知らない人まで尋ねて来たものだ。
あとからやって来たカバキーニョ奏者(ウクレレ大のサンバ用の楽器)のMくんも、
そんな風に家に来たことのある一人。
ブラジル好きが嵩じて、息子にマリオと言う名前を付けてしまった。
カウンターには、何も注文もしないのに、お通しとお箸が置かれ、
あとは飲み物を注文するばかりの雰囲気。
エーッ、こっちは家で一杯やって、食事もしてきたんだけどなぁ。
写真をさぁ―っと見て、ヒルズのライトアップでも見て、カフェ飲んで帰ろうかと、思ったのに~。
結局それぞれが飲み物を注文し、全員でカンパ~~イ!全員でチンチ~ン
私は勿論、ウーロン茶。
おしゃべりは続き、又それぞれが促されて(?)追加注文し、最後にお勘定、と来た!
こんな写真展、初めてー!
まッいいか、・・・義兄の話、ブラジルの話に花が咲き、
結局ヒルズに行けずに終電ぎりぎりで帰宅した。
こんなこともあるもんだ。
ともだちのともだちはともだちだ♪ そのまたともだちのともだちはともだちだ♪そのまた・・・♪
金ちゃん、来年は義兄の写真を集めて是非、展示会をやりたい!って言ってたけど、
このお店をはじめてまだ半年・・どうなるか・・・乞うご期待!
「軽ーくやばい」って流行語なの?
このあいだ、歌舞伎で役者が使っていたのを聞いてびっくりしたんだけど。私、流行音痴なんです。
やんちみきさん、
ヴェローゾ、ご存知だったのですね。この前に、東京公演があったとき、どうしよう~~と思っているうちに終わってしまいました。そうくやしがらないで!って、やんちみきさん、あなたって