日中は相変わらず暑い日が続いていますが、窓から吹きぬける風の心地よさが感じられるこの頃です。パソ友から屋形船へのお誘いをいただいたのに、同日の夜が夫の帰国日とかち合うので残念でした。なのに~前日になって夫から帰国日延期のメールが。喜んで良いのか残念なのかよくわからなくなりました~。
昨日は広島に原爆が投下されてから65年目の日。母宅で一緒に夕食をし、ドキュメンタリー番組「吉永小百合 被爆65年の広島・長崎」を見ました。きっと多くの方がご覧になったと思います。当日の出演は、坂本龍一さん、佐藤しのぶさん、元ちとせさん、平原綾香さん大島ミチルさん、村治佳織さん等。 1986年から始めたという朗読会は、すでに吉永さんのライフワークの一つ。原爆詩朗読コンサートでは、バックミュージックが流れる中、峠三吉の原爆詩集の「序」が静かな中にも力強く、聴衆の心に訴えかけました。 「新しい戦争が起きたら戦後何年という言い方がなくなってしまう。日本人が武器を持って戦争に行くようなことは絶対にして欲しくない」と、終戦の年に生まれた小百合さん。戦争の悲惨さを伝える世代が少なくなる中、このようなイベントを通して 子供や若者のあいだに、人間が起こしてしまった取り返しのつかない事実を伝え続ける大切さを実感しました。去年広島を訪れたことで、様子がよくわかり、本当に良かったです。 ★コンサートそのものは、~平和への絆~として8月16日午後8時から、NHK衛星(BS2)で放映されるようです。 ★折鶴を検索中、musica0806さんのピアノ曲を発見。 |
★バックの絵は葉 祥明氏の絵本「あの夏の日」からのものです。
絵本のあとがきの最後は、このように結ばれていました。
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今、生きている私たちは、美しい自然と、平和な地球を
次の世代に、手渡す責任があります。荒れ果てた世界に
住む未来の子どもたちから、「どうして?あの時、どう
にかできなかったの?」と言われないように・・・・・