ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

晴れない心でも・・・

2011-03-27 | weblog

[照明を消して被災地支援を]

26日午後8時半から一時間、身近な照明を消してみませんか
・・・・・・
節電を通じて被災地を支援しようという取り組みを
環境NGOの世界自然保護基金(WWF)が広く呼びかけている。

世界中で数億人が現地時間の同じ時刻に消灯するイベント
「アースアワー」(地球のための一時間)の一つ。
温暖化対策として始まったが、日本では今年、被災地に
より多くのエネルギーを送ることに繋がるとして支援の
意味を込めた。世界の30以上の国と地域で、消灯に先立ち
震災犠牲者への追悼も行われる。


このWWFの呼びかけ記事を、当日の朝刊で読みました。土曜日曜と、計画停電は行われないことになったので、実は内心ホッとしていたのですが、このような節電イベントなら手軽に実行できます。それで午後8時半からの一時間はローソクを灯して過しました。わが家ではちょうど夕食の時間帯。ちっともロマンチックじゃないメンバーとのローソクの火が揺れるのを眺めながらのディナータイムとなりました。真っ暗な中でのローソクだけの灯りは思ったよりずっと暗く、明るい照明の下では感じえない一種の緊張感が脳裏に広がり、神妙な気持ちになりました。

わが市では、以前より少なくなったとはいえ、余震はまだ日に何度も感じられますし、水道・下水道・ガス等、(居住地により異なりますが)応急処置として開通しても、根本的に回復するには多くの時間が掛かりそうです。母のところでは今日やっと水道が使えるようになりましたが、前日に横浜の弟のところへ行かせることにしました。ゆっくりしてきたら、と言っても、本人はすぐ帰ってくるからね、と言っています。便利さよりなにより、今まで住んでいたところが結局いちばん落ち着く場所なのかも知れません。特に東北地方の被災者におかれては、そのかけがえのない場所が一瞬にして消えてなくなってしまった。これは体験しなければ絶対に想像できないほどの深い悲しみ以外のなにものでもないでしょう。慰めの言葉も見つかりません。先日、東松島市(元は桃生郡)在住の友人にやっと電話が繋がり、受話器からの元気そうな声を聞いたときは本当にホッとしました。彼女いわく、三陸地方の人は、地震には強いけど、今回はすべてが津波での被害だったので、成す術もなかったし、海岸からどの位離れているかで津波による被害の明暗が分かれた、と話していました。仙台に住む母の甥は、去年会社を辞めてだか自主退社してだかで自宅にいましたが、もし会社で仕事をしていたなら津波に呑み込まれていた、とのことでした。

我が市の震災の様子は、娘が動画をfacebookに載せていたことなどで知り、You tube上で幾つもの動画を見て、改めて被害の大きさを確認しました。同じ市内でも湾岸の手前の被害はかなりのものです。東京ディズニーリゾートが一日も早く復帰して、皆に夢や希望を与えてくれたらいいな、と思います。そしてまだそんな気持ちにはなれないかもしれませんが、震災地の子供たちをみんな連れてきて、一日だけでもいいから、全てを忘れて目一杯遊んでほしいな、と思ったリしています。


大震災から半月が過ぎても未だに気持ちが震災のことから離れず、大好きな選抜高校野球大会も残念ながら見る気分にはなりませんでした。が、きのう偶然、夫が見ていたテレビ番組の中で創志学園高(岡山)の野山慎介主将球児の選手宣誓の言葉を聞き、心がキュンとなってしまいました。被災地に向けてのそのメッセージを、どれほどの方々が聞いていたでしょうか。選手が一丸となって、ではなくて、被災者が、また日本中が一丸となって困難に立ち向かっている現実に鳥肌が立ちました。
また、新聞の「ひととき」欄で読んだこの記事とか、数多くの「Pray for Japan」メッセージに接し、人の優しさに心から感動している毎日です。なかなか気分が晴れるまでは行きませんが、気持ちだけでも被災者の皆さんに寄り添っていたいと思っています。

私の日常はまだ平常ダイヤとはいかず、ブログ訪問して下さっているかたには申し訳なく思っています。こっちも早期復帰を目指すつもりですのでよろしくお願いします。


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