土曜日の午後、海浜幕張まで足をのばしました。
JRに乗って15分だから近いといえば近いのですが、
駅からメッセ内の会場まで、コンクリートの上を
テクテク歩くのがいやなので滅多に来ません。
この日はどれだけ振りでしたか。
歩道橋の上で、メッセとその前に続くちょっと控え目な
大きさの銀杏並木を撮っていたらスーツ姿の外人の方に声を
かけられました。すぐ前の国際会議場から出てきたようです。
彼の話す英語を聞いて、英語圏ではない国の方だとすぐわかり
ましたが、身振り手振りでなんとか伝わるものですね。
メッセの建物を背景に写真を撮ってほしい、とのことでした。
立派なカメラを手渡されましたが、そこは半ば逆光となる場所。
私もさっき撮っていてかなり手こずっていたところでした。
秋の空を引き立てようとすれば建物が暗くなるし、
建物に合わせると空が白っぽくなる。
それをどう英語で説明したらいいか一瞬考えたけど出て来ないので
兎に角、カメラを預かりシャッターボタンの位置を教えてもらい
撮りました。どう角度を変えても顔が暗くなる。
これを英語でどう説明しよう。
と、考えている余裕もなく、ユアフェイスがダークになる、なんて口走った私。
二枚撮ってNot so good,とか言いながらカメラを返しました。
サンキューと言った彼はジッと静止画面を見つめ、考えていました。
あぁ～いやンなっちゃう。ラジオ英会話を続けていたって何も
口から出て来ない。「高校英語」からやり直すべきかも。
それにしても、幕張メッセの国際展示場の各ホールは照明が暗すぎ。
21年目になるようですが外見がどんなにモダンでも、目的は中の商品から
家に連れてきたいものを見つけること。照明の明るさは大事ですよね。
今回、寒々しい会場の中で、欲しいものは見つけられなかったです。
でも・・・いつも流通センターで行われる業者のセールがこちら幕張でも
行われることになってから確か今回が二度目だったと思いますが、その
案内の封筒の中に千円のプレゼント券が入っていたんです。それに
釣られたのでした。それで、なにかを購入しなけりゃ、と、
躍起になっていて、これならま、いいか、と選んだ物は
オーラカイリーのバッグでした。デパートの三分の一の価格
とのことで選びましたが、きっとデザインが古いんでしょう。別に
古かろうとどうでもいいほうなのでそれはいいのですけど。
「千円のプレゼント」は果してほんとうにプレゼントだったのでしょうか。
帰りはアウトレットパークを少し覗き、駅前の露店で野菜が安かったので
インゲンとトマトを買ってから電車に乗りました。
最寄の駅に着き、こんどは駐輪場で自転車探しです。
実は、マンションの駐輪場にあるべき私の自転車が見当たらなかったのです。
数日前に使用して、鍵をキーホルダーに掛けたことは覚えていました。
よくよく考えてみると、自転車をショッパーズ前駐輪場のラックに
いれた事を思い出し、そこから取り出した記憶がないことに気が付きました。
まさか、と思ったけど、その辺りに行って探したら、ありました～！
うれしかったけど、3時間までは無料の駐輪場で、数日が経過したら
どうなるんだろう・・と、恐る恐る精算機に番号を入力すると、
な、なんと、精算画面には２０００円台の数字が印字されていたのです。
うわぁ～そんなつもりなかったのに、家のまん前のスーパーなのに、
ウッカリ忘れて歩いて帰宅しただけで二千円払うなんてやだ～、と
一たん精算を取り消して家に帰り、夫に報告。二千円、どうしよう？と
いうと、自転車を取り返したいなら払うしかないだろう、と冷静だ。
だって～もうかなり古いし、こんなのに二千円払う価値ってあると思う？
と言っても、じゃ、どうしたいんだ？戻したいなら払うってことだ、
と他人事のよう。その通りなんですけどね。全く。
でもさ～、そうだな～とか、しょうがないよな～とか、少しぐらい
こっちの気持ちに同調しないもんかね。（甘いか？）
夕食を終えてから一人、デジカメ持って（笑）自転車をとりに行きました。
精算画面をよくよく見たら、５日間が過ぎていたのですね。
そばの掲示版には、
３時間無料、最初の６時間１００円、以降３時間ごと５０円、
５日間（１２０時間）以降は廃棄自転車とみなす
と書かれていました。どっちがよかったか、
考えましたが、２千円で自転車は買えないから、これで良かったんだ、と
思うことにしました。っていうか～、私の記憶、かなりやばいです。
お金を積んでも取り返せないのは、この頭の中味かぁ。
★追記：日曜日を土曜日に訂正しました
