銀の鈴のメロディーは又の機会にゆっくり聞くことにし、ざっと見渡して、初めて聞く名前の店を見つけ、友人にちょっとしたお菓子を購入。彼女、何でも詳しいけど、このお店ならまだ知らないかも。BUZZSEARCHですって。ばずさーち。
Dean & Delucaやブルディガラ系列のパン屋や青山フラワーマーケットもあり、東京ステーションホテルのショップも出店している。もしや、わが町から入場券だけで買物に来れちゃうかしら? それよりか、入場券ってまだあるんだっけ? さて、新橋は烏森方面の改札口前。私の方が先に着き一安心。ランチは駅前ビルの「小川軒カフェ」で名物オムライスにしよう、と決めていた。新橋での待ち合わせの訳は、その為だ。仕事でもほぼ月いちの割で新橋に来ていたけど、小川軒は入った事がなかった。レイズンウイッチで有名な店が、オムライスもやっていて、それも美味しいので評判だとは知らなかった。
小川軒カフェ ◆住所: 港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1F ◆TEL: 03-3289-1300 ◆営業時間;10:00~20:00 ◆定休日: 日・祝
新橋から銀座に向かい、並木通りと西五番街を蛇行しながらウィンドウショッピングを楽しんでいた時、友人が「三ツ輪」という高級和牛専門店を見つけた。こんな所に移転したんだ、と言いながらつかつかと中に入って行った。昔、銀座に来てはたまにここで買っていたという。いいご身分で。銀座で和牛をねぇ。「以前は高級、というイメージだったけど、今は買い安いお値段になったわね。」と、店の人とお喋りしながら注文していた。その日は息子さんの誕生日。お肉の包みを手に持ち更に銀座裏通りウォッチング。
一見、私の好みとは合わない雰囲気と思ったけど、銀座でこんなに静かで落ち着いた所も珍しい。誰とデートしようかしら~?と考えているうち、あんまり教えたくなくなったけど、性格的に、すぐ教えたくなっちゃう。ドリンクとエクレアのセットのほか、もう一つくらい選べたかな。メニューは少ないがカフェを飲みながらゆっくりとお話するには格好の場所。カフェのお替りが出来る、で、更にお気に入りになった。
ICONIC (アイコニック) プラザバー ◆住所: 中央区銀座2-4-6(並木通り) 銀座VELVIA館 9F. ◆TEL: 03-3562-7500 ◆営業時間:11:00~23:00(日祝~22:00) |
シンプルなカフェの作りなので気楽に入れそうだが、メニューを見て、そうでもないかな、と思った。ランチにコーヒーが付かない。 うぅ・・コーヒー一杯600円なり! なら、主婦は、というか、私たちは お水で我慢。けち臭~い、といわれようと構わない。こういう事に見栄やプライドは持ち合わせていない。美味くて安いコーヒーの店はすでに友人の頭の中で描かれていたけど、私だって、別の店をちゃんと考えていた。オムライスとサービスランチの2種類を注文し分け合っていただくが、見た目、どうってことなくシンプルなのに、おいしかった!!ここはハンバーグも絶品よ、と言っていた彼女。お店の人に、サービスランチでハンバーグになる時があるかどうか尋ねていたが、数週間後にある、という情報を掴む。さすが○○さん。
ピンクとパープルブルーとホワイトの水玉模様がアクセントになっているここはどこでしょう?ここがぁ、私が一度入りたかった所。銀座Velvia館の中にある、「ICONIC」のプラザバー。ICONICはコンランレストランの一つ。エレベーターを降りて右がレストラン。左にあるバーは、日中カフェとして利用できる。ちょっとした大人のデートスポット風な所。
コンランショップで有名なサー・テレンス・コンランは弱冠21~22才の時にデザイン会社を設立し、ユニークなレストランを続々とオープンさせた。1983年、モダンブリティッシュという英国における新しい文化への功績を評価され、エリザベス女王からSIR(サー)の称号を授与される。デザインのみならず、実業家としての才能にもあふれ、全世界にコンランショップとレストランを展開している。 | お昼を早目にいただいていたので、時間的には余裕があり嬉しくなる。プラザバーで積る話しをしたあと、4~5階のBALS TOKYOでインテリア・家具・雑貨を見て回ったが、このBALS TOKYOを知ったのは偶然歩いていて出くわした中目黒店だった。そこで、4月にオープンする銀座VELVIA館の中にも入店する事を知り、オープンと同時に見に行ってきたことはブログに書いたか忘れたけど、あの時行ったからこそ、ICONICのあることを知った。家で「今日イコニックに行ってきた」と言ったら、娘に、アイコニックでしょ!と直された。以前、ケータイを買った時、「ママのは"アウ"よ。」と裏声で「アウ~」と言って、ひんしゅくを買ったのを思いだした。「ひらまつ」系列はがんばっているなぁ。
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最後に寄ったのはここからほんのちょっと行ったところにある渡辺コーヒー商会。友人のお勧めだけど、コーヒー豆の輸入販売専門店の店内に小さなカウンターがある。「本日のコーヒー・ブルーマウンテン」と表に書いてあったので、じゃぁ入ってみよう、と言うことに。ホットドッグセットが450円!なので・・・それに決めた。我々のお腹は一体どうなっていたのだろう。
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カウンターに座っていると、銀座にいる事を忘れてしまいそうだが、家庭的で懐かしい昭和の匂いがする。コーヒーが安い点では穴場的存在。 ホットドッグを、アルミ箔に包んでトースターで時間をかけて温めていたのでビックリしたが、それがこの店を象徴しているなぁと感じた。ここはちょうど、ニューキャッスルという、トタン屋根の廃墟寸前に見える(でも、辛いカレーで有名で、取材も多いらしい)店の前にある。
渡辺コーヒー商会 ◆住所: 中央区銀座1-4-9 ◆TEL: 03-3567-1981
このあたりには9月にプランタン隣にマロニエゲートがオープンしたし、10月には有楽町駅前に丸井がオープン。そのおかげで一丁目周辺も少しは人出が出て来た、と、カウンター越しに店の方が話していた。どの街もひたすら建物が高層化し、以前そこがどんな風で何が有ったか、次第に思い出せなくなる。ついこの間まで、現役で自営業のやりくりをしていた友人の母親が回復の見込みのない病気で入院している。子供の頃、毎日のように遊びに行っていた、となりのMちゃんちのおばさんの顔がチラチラと浮かぶ。この日はそんな事も含めて、親の時代、私たちの現在、子供たちのこれから、と、移りゆく流れをぼんやりと浮かべながら二人でお喋りした。あの時代と現在そして今後。歴史が流れていることの実感。
◆マロニエゲート(右のピンクの建物は伊東豊雄設計のミキモト銀座2丁目) ◆有楽町丸井
6日の今日は大丸東京店が新しくオープンする、その前日のプレオープン招待会に、会社の帰りに寄ってきた。ご招待のはがきを受け取ったので、それでは、と、行ってみる気になったが、はがきなど見せなくても誰でも入れた。なんだぁ。
以前の大丸のあとはシャッターが下りていて張り紙が張ってあった。こういう光景は胸が痛くなる。新しく建つビルが次々、ツルンとしたガラスの高層ビルに変身していくのは好みではないが、「新化」(進化でない)するというのは 一にガラス化、二に明るすぎる照明と三に白い店内、ってことのようだ。一階にスィーツのショップが、それも初めて聞く名前の店舗が多く入っていた。古くからのあの店はどうなっちゃったんだろう・・?と、つい心配してしまう。靴売り場は、前の方が見やすくて良かった。デパートから高級ブランド以外のおばさんブランドがどんどん姿を消すのって、どういうこと?あの照明の下だと、おばさんの皺は隠せない。あ~ぁ、見慣れた景色が知らず知らずのうちに移ろいでいく。その変化の早い事ったら、シティギャルでも付いていけない!
11月4日5日で書いたものに大丸の一件を追記して今日のupとなりました。 なかなか自由にPCが使えない環境なもんで・・・長々となり、ご免なさ~い。
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