ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

今年のGW その2

2007-05-09 | visit/drive

 GWGWGWGWGW  夷隅川の流れる町Ⅱ GWGWGWGWGW


         

大多喜での二日目はゆっく~りと始まりました。
私達の部屋は2階の道路に面した二間続きの大きな部屋。朝は道路を走る車の
音で起こされてしまいますが一番良い部屋に見えました。
前回ブログで写真を載せた、あの和室です。
なぜここに部屋割りをして下さった
か、の訳けをY子さんにお聞きしたら、
最初大人3名で参加する・・と聞いていたので、とのご返事。
直前に息子が来れなくなってしまったので、ほかのご家族に悪いことしてしまいました。

    
           ☆ 何故か気になる旅館のまん前の家


旅館内は手が行き届かない所もありましたがそれなりにレトロで、昔の城下町として
栄えた名残を感じてしまいます。こんな懐かしさいっぱいの建物にいると、
絶対「かくれんぼ」をしたくなるなぁ。
顔を洗うのに、一階の洗面所まで行きましたが、水とお湯、別々の蛇口なので、
洗面器を使用しての洗顔なんですよ。不便なことってきっと環境にはやさしいのかも。
都会のネズミも田舎に行けば、その不便さが新鮮に感じることだってあります。

            

このトイレのスリッパにご注目ください。固定しているので正しい位置で用が足せる
すぐれもの!
床のタイルも昔からあるそうですが、とてもハイカラなデザインです。
中庭は手が回らないと見えて草ボウボウですが、それでも昔、繁栄していた頃の
面影を忍ばせるような雰囲気を感じるんですよね。活性化を望む地元とは裏腹に
そっとしておいて、と言いたくなるような貴重な場所の一つです。

 
☆中庭には手入れのされていない小さな池もありました ☆全員集合の筈ですが手前には私のほか、カメラを構えた2、3人がいます。

旅館は貸切なので夕食も朝食も、私達の都合に合わせて遅い時間にしてくれました。
朝食後
はフリータイム。20分ほど近所を散歩していた時、
「津知家」(ツチヤ)という
お菓子屋を見つけました。そこの
最中十万石という餡のたくさん入った最中を以前、
知り合いの方から頂いたことがあったんです。この最中は知名度が高く、早くに売り
切れるそうですが、こんなにすぐの所で見つけるなんてびっくりです。
お菓子屋の右隣は、やはり国の登録有形文化財とされている「豊乃鶴酒造」があり、
散歩の途中で買い求めた日本酒大多喜城の醸造元だったことを後で知りました。
「大多喜城」はわが家に来たと思ったらもう空瓶となりましたが、金賞を受賞した
お酒のようです。受賞酒がどのランクのものかは分かりませんが、同名は同名です。

 
 
 ☆上段はお菓子屋で下段は酒造元です

散歩のあとは荷物をまとめてから、この日だけ参加の一家族も交えて 竹の子掘りに
6~7台の車を連ねて出発!走っていくと次第にあちこちで竹林が目立って来ます。
竹の子掘りの農園は、農園主の家に車を止めてから、そこの車に分乗して更に
山の方へ入って行った所にありました。私にとって竹の子掘りは初めての経験。こんなに
大変な作業だとは思いもしませんでしたよ。すぐにコンクリートのような固い根っこにぶち当たり、
腕がクタクタになった割りには収穫は少なかったぁ。それでもちゃんとお土産付きなので、家に
持ち帰れる分は確保できました。皆で農園主の家に戻って、お茶を一服したときに、
竹の子の酢漬けを頂きましたが意外と美味しかったなぁ。

 

さて、一度旅館に戻り、荷物を詰んでから又、車を連ねて昼食に出発したのですが、
25人以上入れるような所がなかなか探せず、
ハーブアイランドで各自が自由にお昼
を取り、そこで解散しよう、ということになりました。
日中は車の往来が多く、あっという間に離ればなれになりましたが、人間ナビが
どうにか誘導してくれて、無事到着。ハーブアイランドは前に一度訪れたこと
があります。晴天の下で、かわいいハーブの花達が満開に咲き誇り、見事です。
お昼をとっくに過ぎ、お腹ペコペコなので真っ直ぐにレストランヴァンヴェールへ。
そこでお仲間の何人かと再会しました。

               
                   コーンフラワー(矢車草?)と、オレンジ色のはキンセンカでしょうか?

  レストランの窓より 
見て下さい、ラベンダーが添えられたお洒落なケーキを!    
                     
                     お腹が空き過ぎたので食事の画像はありませ~ん。
 
  大好きなカモミール(カモマイル)   
                  
                  ストロベリーキャンドルはここでも満開です。
別名ベニバナツメクサなり。 
          
 
                                  これはなんだったか・・・忘れました。
 ハーブやお花の名前はなかなか覚えられません。
             
 コブタカナ(野菜) アブラナ科 
                                               カラシナの中のタカナの一種
                                               漬物の他、炒め物など火を通すと
                                               こぶの部分が甘くおいしいそうです。

ガーデン内のクラフト教室やガーデンショップ、そしてノルマンジーの家での素焼きの
鉢にペイントする体験コーナーを覗いたり、アイスクリーム工房でアイスを食べたりと、
ハーブの花を観賞しながら楽しい時間をすごしました。

Kさんからのお誘いメールには、こんな事も書いてあったんです。
   今年は、昨年、行けなかった、夷隅町のダム湖の水墨画のような景観も
   楽しみたいと思っています。行きも帰りも、希望者は九十九里の波乗り道路を
   通ることができますので、たっぷりと大きな海と大きな波の風景を楽しめます。

まだまだ見どころ満載の房総半島のど真ん中。秋口には例年のように、いすみ鉄道
の車輌を貸切にして、
蛇行する夷隅川の間を縫うように走っていく列車の旅を計画
しているKさんは豊かなアイディアでいっぱいの方です。

誰もが童心に戻って、心置きなくスローな休日を過ごせたこと間違いなしのGWの
幕開けでした。