Hospice de France

2015-12-17 | フランス田舎三昧

 

ピレネーのほぼ中央の麓にあるルション(Luchon)にいってきた。
正確には Bagneres-de-Luchon だがルシオン(フランス語の発音は難しい)と呼ばれている温泉療養地の街だ、
ローマンが最初に作ったというからとても古い温泉ではあるが街はベルエポックの年代の大きな家が並んでいる。

google map を載せることができないのが残念だが検索するとすぐにわかる場所ではある。

この街にきたのは2度目なのでここは通りこしてさらにスペイン国境近くの
Hospice de France に向かった。
ここは歩いて国境を行き来する人たちのために建てられたペンションがある。
12月から3月までは道路は閉鎖されているとの立て看板はあったが
雪もないしバリアーもないのでとりあえず車を走らせることにした。

数台の車が駐車している大きな建物に着きどうやら彼らも山歩きに来ているようだ。

 

 

  

 とりあえず歩き始めに「パリジャンの滝」と洒落た名前の通りついた滝を見学、
水は冷たく空気はきれいで春や夏にはさぞかしいい所なのだろう。

 

中央手前のHospice de Franceからほんの少し沢を登っただけだったが一組のカップルにであっただけで水の流れる音以外は何も聞こえてこない静かなところだ。

 

 ピレネーの最高峰はアネト山、左側のマッターホルンのような形の山の向こう側に位置し見えないようだ。

 

 スペイン国境まで直線距離で1000mにも満たない所だがこの山を越えなくてはならない。

 

 大きな雪渓のすぐ下まで歩いたがこの山を越えるには三時間ほどかかるらしい。

 

 山の名前がわからないが2000m以上はあるのだろう。

 

 沢の傍には動物のシェルターがある。

 

見事な苔が巨大な石にはりついている。

 

 北側の沢は太陽があたらなく春の雪解けまでこのままなのだろう。

 

 来た道を振り返ると今まで見えなかった冠雪の山がくっきりとあらわれた。

この日の温度は19℃に上がるほどの暖かさ、寒さを想像したいでたちだったため麓にもどるまでにはうっすらと汗をかくほどだった。

もう少し重装備でこの山の頂上まで登りたいものだ。

 

 

 

フランスの国民食的なフォアグラはどこででも買うことができるので

お土産は巨大な松の実(松ぼっくり)だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Camon

2015-12-15 | フランス田舎三昧

 

冬のカモン、薔薇の村に行ってきた。
アビーでクリスマス市が開かれていたが必要で欲しいものもなくひっそりとした村の中を散策。
冬でもいくつか薔薇が咲き残り薔薇を育てる達人が住んでいるのだろうか、そうだとしたら伝授を受けたいものだ。

 

 

  

 

今年のクリスマスリースは糸杉の葉で作ってみた、杉の香りがいいものだ。

 

 

 


夜のミルポワ

2015-12-13 | フランス田舎三昧

 

ピレネーのすそ野にひっそりとある小さな街ミルポワはどこか人々を惹きつける何かがあるのだろうかいろいろな人があつまってくる。
ヒッピー世代が70年代過ぎから入り込みコミュニティーも散在しているようだし、
イギリスを含んだヨーロッパ各地から移り住んできた人たちが地元のフランス人の中に入り込みインターナショナルな街といえる。
そんな街で二度目の フィッシュ&チップス ナイト に出かけた。
ロンドンでは食べることはまずないF & Cだがここのものは予約しないとありつけないほどの人気がある。
イギリス人常住組みにとっては懐かしい味に違いない。

 

 

 

 

 

 


カカウエーテ

2015-12-12 | フランス田舎三昧

 

そろそろこの実を使ってクリスマスのリースを作らなくてはならない。

深紅ではないがこれしかないのである。

 

最近 カカウエーテ、カカウエーテ と奇妙な響きの言葉がグルグル頭の中を回っている。。
アンドラで買った CACAHUETE と書かれたパッケージのつづりからは想像もつかない物だが目と口から入るとすぐに何かはわかるもの。
早速調べてみるとなんのことはない見たとうり ピーナッツ で正解なのだ。
ちなみにフランス語でも同じつづりで カカウエートゥ と言うらしい。
これで二か国語を覚えたわけだがもっと実用的な言葉を覚えていけばいいのになんともどうでもいい カカウエーテ。

 

 パッケージが可愛いかったしアーモンドでできているというので買ってみた。

以前スペイン人のバレリーナがスペイン土産として持ってきてくれた物でイギリス人スタッフには不評だったラクガン のようなお菓子なのかな、楽しみだ。

 

 

 

 


ガソリン と チョコレート と タバコ

2015-12-11 | フランス田舎三昧

 

 普段何気なく入れている車のガソリン、うちの場合はディーゼルだがここの所価格が下落してきたようで助かる、フランスでは今ディーゼルは1リットル102サンチーム位いでアンドラはさらに2割がた安く80サンチーム、これは大バーゲンです。

 

 アンドラのスーパーで今まで見たことのないマイナーな感じのデザインパッケージのチョコレートが売っていた、フランス製と書いてある、

あとで調べるとスイス国境に近い街のチョコレートメーカーのようだ、

メロンとキノアが入ったダークチョコレート、

いったいどんな味がするのか楽しみだ。

 

 

そしてこれは大きさがわかりにくいかもしれないがバケツサイズのコンテイナーのきざみタバコ。

タバコ吸いにはたまらないプレゼントになるだろうか。