ミルポワの町、タコとポテトのサラダ

2015-12-07 | フランス田舎三昧

 

冬のミルポワの街は月曜日のマルシェと木曜日の小さなマルシェ以外は
昼時でない限り人影はまばらだ。
イギリスからの常住リタイヤ組といつも座る陽の当たらない北向きのカフェでコーヒーを飲み南向きのぽかぽか陽の当たるカフェに移動してランチ。
この三ヶ月のキャッチアップはやはりテロリストのこと、このとなり村からもテロリスト要員が逮捕されたそうだ、しかしおおむね小さなフランスの外れの街の出来事ごと
いつものように閑散とした田舎の風景に戻っていく。

 

 

 スーパーの魚のセクションでタコが売られているのは知っていたが今まで買って調理したことはなかった。

見ると新鮮そうだったので足三本を買ってみた、これで2.9ユーロということは意外と安いものである。

ゆで方も知らずに買ってはみたがこの値段なら失敗してもあきらめがつくものだ。

圧力鍋で10分という煮方をすることにした。

 

 

塩と酢を少々入れ茹でた後蒸気がおさまったころ開けてみるとなんとオレンジ色がかっているではないか。

皮を最初に剥くべきだったのかあまりきれいではないが香りは新鮮な魚類のものでまずまず。

一晩冷蔵庫に寝かし翌朝スライスし試食してみると,ウーン、、やわらかい。

 

これを丸ごと茹でたポテトのスライスの上に乗せオリーブオイルをかけ、

ローストされたパプリカの粉をかける、

というところでパプリカをロンドンにおいてきてしまったことに気がつく、

急遽エシャロットのみじん切りをかけてみた、

これはこれで美味しくランチとしていただけた。

タコ自体は味があるものではないのでローストされたパプリカの香ばしさは必要なのだろう。

それと丸ごと茹でたポテトは切って茹でるよりはるかに美味いことでもある。