日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

ちょっとだけ続くみなみけ 後編

2008-08-13 13:26:46 | アニメ
さて続きにしましょうか。
また前回同様にネタバレ対策として「続きを読む」機能を使用します。


「なんかさー、もう何も言わないでも期間限定版を買ってくれる人が一番だよねー」














7.5話
ドラマ「先生と二宮君」、その衝撃の続きとは!?

このドラマのスポンサーはエイシア・コーポレーションですか?(意味のわからない18歳以上の方は「マックス・ペイン」をプレイしよう)

予告でネタばらしとか前後のつながりを考えない話作りというのは実際よく聞く話なので製作者さんは抗議の電話をされないように気をつけよう。


8.5話
保坂から告白されたとハルカに勘違いされたマキ。その誤解を解く為にマキはある策に出る、その策とは?

「私に良い考えがある」は失敗への一里塚。それにしてもマキは良くこんな策を思いついたな。

でも、このカップリングネタはどっかに有りそうだな。いちいち探す気は無いけど。


9.5話
カナに完食されたため、三姉妹で再び作ったチーズレモンカスタードシフォンパイ。頂こうとしたチアキにカナの横槍が入る。

チアキは冷静で大人っぽく見えるけど、どこか子供っぽいところがある。子供っぽいからこそカナのああいったからかいに素直に振り回されてしまうのだと思う。

逆にカナはバカ野郎なんだけど、どっか冷静で、でもやっぱりバカ野郎。

わずかな時間の中に、そんな二人の関係性が良く出ていた。

10.5話
マコちゃんが男だとチアキに知らせようとするが上手くいかないマコト。事情を知るトウマや内田に相談するが・・・

「実は男だ」ではなくて、マコト=マコちゃんというのを知ってもらえばいいんじゃないか。つまりマコちゃんの姿で「オレがマコトです」と言うか、マコトの姿で「実はオレがマコちゃんなんだ」と言えば解決するような気がする。まあそんなツッコミは野暮か。

それとマコトの時に内田から「マコちゃん」と言われ憤慨していたが、そもそも「マコちゃん」は2話でチアキがクラス全員にあだ名をつけたときにマコトに付けられたあだ名なのだから別に憤慨する必要は無いんじゃ・・・(事情を知らないトウマはともかく)


11.5話
あまりに低い声で話したために誘拐犯に誤解されたハルカ。その誤解は何とか解けたものの、悲しそうな顔でアキラを見るハルカ。いったい何を言われたというのか?

いやぁ、末っ子(しかも女の子)に対する過保護っぷりとないがしろにされる三男のコントラストが見事だねぇ。

余談になるけど、「おかわり」にあっちの三兄弟を出さなかったのは正解だったと思う。(注1)


12.5話
すきを突いて再びふじおかに勝負を挑むカナだが、あえなく返り討ちに遭う。敗れたカナにふじおかの意思を代弁するチアキ。

相変わらず「クマの意思」を本気にしているとしか思えないカナと、その「クマの意思」を代弁するチアキが微笑ましい。とりあえず藤岡は完全に「ハムの人」として認識されたようだ。

ところで藤岡宅に電話をかけたカナだが、両親とか出たらどうするつもりだったのだろう?(無印準拠だと藤岡は携帯を持っていないと思われるので)(注2)


13.5話
結局そばを渡す事無く、冬山からそば屋に帰還した保坂。その目はすでに次の目標を定めていた。

保坂が空回ってるのは相変わらずだけど、付き添おうするナツキを止める所なんかはなかなか男気があふれてていて良い。

高級ジュースによって壊滅しなくても、みなみけで贅を尽くしたおせち料理というのは作らないんじゃないか?(注3)








注1:特にナツキに関しては原作とアニメ(無印)での食い違いが大きく、出し様が無かったのではないか。

注2:藤岡は13話で自宅の固定電話からみなみけへ電話をかけている。ただし、「おかわり」準拠だと藤岡は携帯を持っている。(4杯目、10.5話)

注3:原作準拠だと第72話「お前か?」でチアキが手帳の中に「モチもいいけどおせちとかいう重箱入りのやつを食べてみたい」と書いたと述べている。この文面から見るに少なくともチアキはおせちを食べたことがない思われる。アニメ準拠だと「おかわり」1杯目における当該部分はセリフが差し替えられているので、どうなっているかは不明。

ちょっとだけ続くみなみけ 前編

2008-08-11 18:45:10 | アニメ
「みなみけ」と「みなみけ~おかわり~」のDVDも無事全巻揃いました。これから少しの間、そのDVDの期間限定版に付いてきたミニドラマ「ちょっとだけ続くみなみけ(~おかわり~)」の中身と感想を書いていきたいと思う。

ついでに両作のドラマCDについても感想を書いていく。過度な期待をせずにゆるりと読んで頂ければ幸い。

一応、ネタバレ対策として「続きを読む」機能を使用します。

「期間限定だよー、通常版には付かないよー」








第1.5話
球蹴り番長を成敗し、帰宅したカナ。そこに「あれは果たし状ではなく、ラヴレターではないか」とハルカからのまっとうなツッコミを受ける。それに対してカナとチアキの二人は・・・

「番長退散」なんて言われたら、ハルカはそういう反応するだろ。先の話を見据えた上手い展開。


2.5話
あだ名の天才、チアキに内田と吉野はいかなるあだ名を付けられたのか。

「軟考不惑の吉野嬢」はこの脚本を書いた時にはまだ出てきてなかったのかな。ただ、「軟考不惑」はここで付けられたあだ名ではない可能性が有る。(注1)


3.5話
カレーをお土産に帰宅する藤岡。

「カレーは一晩置いておくといい」、ってのはドラマCDでも出てきたよな。一番たいしたこと無い話かな。


4.5話
かのゲーム「先生と二宮君」の前に挫折したカナ。早速本来の持ち主たるケイコに苦情を言いに行くが・・・

確かにあのゲームなら三姉妹の絆まで破壊しかねん。それにしてもケイコはあれを普通に楽しみにしていたのか。電卓の考えることはよーわからん。


5.5話
三人全てがカナみたいだったら、みなみけはどうなっていたのだろう・・・

確かになんとなく傍で見ている分には楽しそうだよな、すぐ崩壊すると思うけど。

6.5話
再び女物の服を買いにデパートへとやってきたマコトと内田。また同じように下着売り場でハルカと巡り合って・・・

そうか、内田もそうなのか。これは一部の属性の人にはたまらない話だろうな。この一件がトラウマとなって、カナの焚き付けに反応してしまったのかもしれない。(注2)





注1:原作第63話「オレの戦い」、もしくは「おかわり」9杯目「そろそろ苦しい?秘密のマコちゃん」において、トウマがこの「軟考不惑」という言葉を出した時にマコちゃんが「誰が呼んでんだ?」と尋ねている。

注2:「おかわり」三杯目参照