日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

ウルフストライク購入報告

2006-09-30 00:45:33 | バトルテック
 無事、メックウォリアーを使ったイベントを乗り切り(延び延びになってた発表というのはこのこと)、偶然にもその後を受けての「ウルフストライク」発売!

今回はちょっと内容量が増えてます。従来はメック×1、車両×1、歩兵×2、パイロットカード×1、ギアカード×1、その他カード×1だったものが、メック、パイロットカード、ギアカードがそれぞれ2つずつに増え、その分値段も少し上がっています。

 「1万買うとスタンプ倍付けになりますよ、もう少しどうですか?」というポストホビーの店員さんの誘いを断りつつ今回購入したのは4つ。ぎりぎりで1万を下回った。

では、早速いつもの通り内容紹介です。

ユニーク
”Reaver”Warwolf
ウェアウルフは重量級。こいつは初見だな。
付属カード
RADICK NIKKI
INFERNO AMMUNITION
メックウォーリアはスチールウルヴスの旧指導者カル・ラディックと同一のブラッドネームを持つ生粋の氏族民。
 ギアカードはインフェルノ弾頭。

”マッチ”(”Matchstick”)Osiris
 ”柱”にも笑ったが、カタカナとは!
付属カード
MIKAWA RAIZOU
INFERNO FLAMERS
メックウォーリアはばりばりクリタ人だな。三河(三川?美川?)雷蔵。漢字で書くとこんな感じだろう。
ギアカードは火炎放射の強化版みたい。

非ユニークメック
Marauder IIC
Vulture Mk IV
リャオ

Raven
ウルフ

Vixen
ノヴァキャット

Gambit
バンソンズ・レイダース

Griffin
ダヴィオン

Marauder IICは改変前のデザインがもろグ○ージだったマローダーIIをクランの技術で改良した強襲型バトルメック。Vulture MkIVはクラン製オムニメック、バルチャーの最新型。

Ravenは「リャオ家の開発努力の結晶とも言うべき、最先端(連邦共和国内戦時代)の電子戦能力を備えたメック」(メックウォーリア4マーシナリーズの解説より。ただし括弧内は引用者)と称される。PCゲームでの登場も多く、クラン戦役の後半から連邦共和国内戦にかけて活躍した電子戦仕様の軽量級メックである。
 それにしても今回リャオ軍のメックがクラン製で、もともとリャオが開発したRavenがウルフクランというのはなんか皮肉めいたものを感じる。

VixenとGambitは初見のメック。久しぶりのバンソンメックだと思ったらGambitは軽量級だったよ!

Griffinは3025からのメック。元のデザインがソ○○ィックだったというのは有名な話。フェニックスホークやシャドウホークIICよりは元のデザインからの影響が見受けられる。しかもダヴィオンカラーだし!それは別にしても手に銃を持っているタイプのデザインというのはメックにしては珍しいと思う。

車両、歩兵

Partisan AA Vehicle
Monocyccle
リャオ

SRM Team
Inner sphere Battle Armor
シュタイナー

wraith Battle Armor
スフィア共和国

Purifier Battle Armor
Monocyccle
バンソンズ・レイダース

Kite Reconnaissance Vehicle
レイザルハーグ統制

Laser Team
ジェイドファルコン

Padilla Anti-Missile Tank
ウルフ

Carnivore Assault Tank
wraith Battle Armor
ウルフ・ハンターズ

対空車両なんて久しぶりに入手した気がする。

カード

PLANETARY CONDITION REPORT
SCORCHING SANDS(PC-042)

SITUATIONAL ALLIANCE

RASALHAUGUE DOMINION-REPUBLIC OF THE SPHERE

SQUADRON
BANNOCKBURN’S BANDIT(SQ-05)
CYCLOPS COMPANY(SQ-08)

PILOT

HOUSE DAVION CAPTAIN(P-060)×2
UNIVERSITY OF PROSERPINA(P-062)
ここまで軽量級。DAVIONの大尉はOsirisがいける。
 
CANOPIAN INSTITUTE OF WAR(P-065)
中量級
HOUSE KURITA CHU-I(P-067)
重量級。スカージに乗れる。主人と中尉、どっちがえらいんだろうか?
HOUSE LIAO SAO-SHAO(P-069)
強襲型。マローダーIICに乗れる。

GEAR

DECOY(G-165)
ALPHA STRIKE(G-164)
ここまで軽量級。軽量級のアルファストライクってメックウォーリア3とかだと大した事無い感じがするけど、これのルールだと結構怖いものがある。
IMPROVED TARGETING(G-169)
中量級
ELECTRONIC CAMOFLAGE(G-172)
重量級
EXTRA AMMO(G-174)
強襲型。効果のほどはよく分からん。

またしばらく経ったらいくつか買う予定。



ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

2006-09-18 16:11:08 | 映画
 本来なら十字路らと共に見に行く予定だったのだが、予定がちょっと合わず十字路を送ってからその足で見に行ってきた。

「祝日だけど『ウルトラマンメビウス』は視聴率も苦戦しているって言うし、混んでもいないだろう」
なんて思って劇場に行ったがさにあらず。チケット買うだけで行列。子供連れが多かったので多くは「メビウス」目当てという信じられない情景だった。当然劇場内も子供連れを中心に盛況。私のようなそれ系の人たちもちらほらと見かけた。

 以下、ネタバレ含む詳細感想。

 脚本の長谷川圭一さんは「ULTRAMAN」のそう感じたのだが、話の絞り込みがうまい。

 ミライと少年の交流をメインにおき、その間に挟むようにウルトラ兄弟の登場。やり方を間違えれば詰め込みすぎの散漫になってしまいかねないが、「あきらめずに信じる力が勇気になる」というテーマ一本に絞り込むことで散漫さを回避している。

 そのためにGUYSの面々が脇に追いやられてしまったが、ちゃんとウルトラ兄弟との顔合わせは果たせている。そしてテレビ本編とのリンクも果たせており、ウルトラマンメビウスの映画としても評価できる。

 敵の宇宙人連合は強力な悪役然としてメビウスとウルトラ兄弟の前に立ちはだかる。その戦い方もまたそれぞれの特徴が良く出ていて実に楽しめた。力によって立ち向かうテンペラー星人、偽メビウスとしてメビウスを追い詰めるザラブ星人(ザラブ星人の変身する偽ウルトラマンってやっぱり目が釣りあがって、つま先がとがってるのね)、メビウスを後にはウルトラ兄弟を十字架にかけるガッツ星人、それらの参謀役としてのナックル星人、そして彼ら宇宙人連合を利用し復活した狡猾な異次元人ヤプール(本編もだが玄田哲章さんのヤプールは勝てる気がしない)。それぞれ単体として申し分ない悪役たちの連合こそウルトラ兄弟最大の敵としてふさわしい。だが最後のUキラーザウルスのデザインはちょっと好みじゃないかな。

 登場したウルトラマンの各役者さんとも良い形で年齢を重ねている感じがする。(団時朗さんなんかは雰囲気が変わってしまった感があるけど決して悪くは無い)その彼らがその当時のままの変身ポーズで変身する姿は感動もの。そこからウルトラマンに変わっていく過程までそのまま再現したのにはさらに感涙。(ウルトラアイから徐々にセブンになっていくシーンはやはり圧巻)戦闘も板野演出全開とばかりに迫力満点だったが、CGがちょっと安っぽく見えてしまったのは残念。そしてクライマックスでの旧作の映像を使用した回想シーン。そのシーンを見ると、先に述べた良い形での年齢の積み重ねを見るよう(団時朗さん曰く、「使用前/使用後」)で実に感慨深いものがある。

瑣末な問題点はあったが、1時間半全く退屈はしなかった。そして見終わって言葉を失ったのは久しぶり。それほどまでに良い映画だった。

 ここでひとつ忠告。せめてスタッフロールが終るまでは席を立たないこと。