というわけで毎年恒例行事として見てきました。
今回の「劇場版」は今までとは違う構成になっている。時系列としては本編中(21~22話の間)であり、物語の構成も3本のオムニバスのような形。だから映画全体というよりも感想も3つに分けてそれぞれのエピソードについて書いた方が良いのではないか。そんな風に考えたのでこれからそれぞれのエピソードについてみていこうと思う。
第1の試練 犬狼怪獣と少年
とりあえずムーゴン可愛すぎ。シュウとかも疑問を口にしていたけど、ユウマが「前例がないから」という理由だけで、一方的に「防衛隊に通報する」と言ったのには違和感を感じた。引っかかったのはこれくらいかな。ムーゴンがこの近辺ににらみを利かせていた、というのも十分に納得できる話だし。繰り返すけどとりあえず犬かわいい。
第2の試練 怪奇!宇宙植物事件
いわゆる「人狼」的な裏切り者探し。細かくやれるだけの尺は無いので正体は即バレ。分所内での人間大アークの立ち回りがメインかな。
第3の試練 決戦!アーク対ギルアーク
予告では悪の宇宙人がアークを模倣したギルアークを作り出すのかな、みたいに想像してたけどまさかシュウの心の闇を利用して変身させるとは。だがそれこそが最大の敗因になろうとは思いもよらなかったであろう。ともあれシュウ✕ユウマがあまりに濃厚すぎた。それ故にタイトルにもなっているアーク対ギルアークになるのはほんとに一瞬。あとはアークとギルアークが共闘して敵を倒し、街を救う。自業自得とはいえ、レポ星人、それが怪獣化したレポディアスがちょっとかわいそうにすら思えてきた。最後にどこかでギルアークが再登場する機会があるといいな。
最後に最終話後の話も少し出てきた。宇宙賢者ディグル星人サスカル(竹中直人)に関しては期待通りという言葉しか見つからない。