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日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク

2025-02-22 16:58:43 | 映画

というわけで毎年恒例行事として見てきました。

今回の「劇場版」は今までとは違う構成になっている。時系列としては本編中(21~22話の間)であり、物語の構成も3本のオムニバスのような形。だから映画全体というよりも感想も3つに分けてそれぞれのエピソードについて書いた方が良いのではないか。そんな風に考えたのでこれからそれぞれのエピソードについてみていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1の試練 犬狼怪獣と少年

とりあえずムーゴン可愛すぎ。シュウとかも疑問を口にしていたけど、ユウマが「前例がないから」という理由だけで、一方的に「防衛隊に通報する」と言ったのには違和感を感じた。引っかかったのはこれくらいかな。ムーゴンがこの近辺ににらみを利かせていた、というのも十分に納得できる話だし。繰り返すけどとりあえず犬かわいい。

 

第2の試練 怪奇!宇宙植物事件

いわゆる「人狼」的な裏切り者探し。細かくやれるだけの尺は無いので正体は即バレ。分所内での人間大アークの立ち回りがメインかな。

 

第3の試練 決戦!アーク対ギルアーク

予告では悪の宇宙人がアークを模倣したギルアークを作り出すのかな、みたいに想像してたけどまさかシュウの心の闇を利用して変身させるとは。だがそれこそが最大の敗因になろうとは思いもよらなかったであろう。ともあれシュウ✕ユウマがあまりに濃厚すぎた。それ故にタイトルにもなっているアーク対ギルアークになるのはほんとに一瞬。あとはアークとギルアークが共闘して敵を倒し、街を救う。自業自得とはいえ、レポ星人、それが怪獣化したレポディアスがちょっとかわいそうにすら思えてきた。最後にどこかでギルアークが再登場する機会があるといいな。

 

 

 

 

 

 

最後に最終話後の話も少し出てきた。宇宙賢者ディグル星人サスカル(竹中直人)に関しては期待通りという言葉しか見つからない。


ゼーガペインSTA

2024-08-16 17:15:15 | 映画

平日だけどお盆休み中なので見てきました。初日だからなのか、思ったより客入りは多め?では感想を。少しネタバレ入るかな。

 

まず振り返りなんだけど、全くの初見の人があれで理解できるとは正直思えない。初見の人に理解できるような振り返りをすれば、おそらく1時間半じゃ足りない。でもやらないわけにもいかない。

 

で、本編。中盤ロボアニメだと思ったら能力バトルアニメでした、ってのは賛否あるだろうけど個人的にはあり。正味は一時間ぐらいだと思うけど、視点はほぼキョウに固定。もっと尺があれば他の視点から描くこともできただろうけど、そうしてしまうと物語がとっちらかってしまう。

オルタモーダそれぞれのキャラ立ちをさせるためにはあの能力バトルは必要だったと思う。単純なロボバトルではそこまで行けなかったんじゃないか。その上で敵の正体目的なんかも明かされて一応の決着も付けられた。物足りなさはあるだろうけど、個人的には良くここまでやれたなぁと思う。

 

終盤はロボットアニメなゼーガペインにもどる。ここでやったのはゼーガペインにしかできないWヒロイン救済。ご都合主義といわれれば反論できないけど、「いいじゃん。どっちも救われてほしいんだよ!」というのは心の叫び。前段階でのガンナーリョーコ、ウィザードシズノのヒロインコンビも良。

 

総合して考えると、後日談として見たいものは見れたので、これで良かったんじゃないかな、と。

 

さて、「大室家」「ウルトラマンブレーザー」「ゴジラ×コング」「ゼーガペイン」と「年間5回以上劇場で映画を見る」目標まであと一本。次は何にしようかな。候補はあるんだけどね。

 

 


ウルトラマンブレーザー 大怪獣首都激突

2024-03-01 14:44:17 | 映画

タイトル通り、本日見てきました。では早速感想をば。

TV本編もそうだったけれど、この劇場版も子供向けとして難しいというか、物語として少し重め。とはいえ謎の宇宙人の正体もママさんの不審な行動についても「だいたいこういう事だろうな」と予想したことをだいたい外していなかった。多少のネタバレを恐れずに言えば、ウルトラマンブレーザーは親子であり、家族の物語であることは本編と変わりないって事だろうな、と。

今回国会議事堂が破壊されることが一つの目玉になっていた。ミニチュアで作られた国会議事堂を見て、さらに昨年の「ゴジラ-1.0」と対比して、なぜ自分がウルトラマン、特に近年のニュージェネレーション映画を劇場に見に行くのかの一つの答えを見たような気がした。自分にとってこれは「平成ゴジラ」の延長線上にあるのだ。今回はアースガロン等で「平成ゴジラ」を意識した演出を見せていた事もあって特にそう感じられたのかもしれない。

最後にこの劇場版でも正体バレ展開をやらなかったのはちょっと意外だったなぁ、と。(ちょっと大きめのネタバレかな、これは)


大室家 dear sistersとそこから派生する話

2024-02-02 18:13:26 | 映画

というわけで今年の映画第一弾として暇があったので見てきました。映画の感想としてはそれほど書く事はないかな。だから原作の感想としてここに書いた事の補足をしていこうかな、と。

「みなみけ」と「大室家」。似ているようでもこの二作には大きな差があるのだと思う。今回アニメとして「大室家」を見て確かにそう感じた。

「みなみけ」には「多様性」という言葉がしっくりくる。三姉妹を軸にもう一つの南家、それぞれのクラスメイト、親戚のおじさんにお隣さん、きもちわるい保坂といろいろな人たちがそれぞれに関係性を作り上げている。そこから生まれてくる日常をたんたんと描いていくわけだ。

みなみけに通うためにマコトはマコちゃんになり、女の子であるトウマは藤岡に男の子であると思われているが、関係性を壊したくないトウマはそれを言えないでいるといったジェンダーギャップを取り上げる事ができるのも「みなみけ」ならではだ。

 

それに対して「ゆるゆり」のスピンオフである「大室家」はやはり「百合」が軸になる。だからそれぞれの世代における関係性が重要となり、世代間交流は限定的になる。櫻子の関係性は「ゆるゆり」本編が担い、他の二人の関係性及び三姉妹としての絆を「大室家」は描いていく。そして「百合」であるが故に「男性」の存在は徹底的に排除される。ジェンダーという面からすれば弱いかもしれないが、より純化した関係性を見ることができる。

 

似ている部分があるがゆえにこの二作の方針の差は際立つ。この二作の在り様のどちらが正しいのかという事ではない。それぞれにふさわしい在り様を選んだだけだ。今この「多様性」と「百合」という対立が現在プリキュアを中心とした女児アニメ論議の軸となっている。果たしてどちらが未来を担うのだろうか?

 

 

余談

新年のあいさつで「年5回以上劇場で映画を見る」という目標を述べたけど、これに関しては次の「dear friends」との合わせて一本という事にしたい。


岸辺露伴ルーヴルへ行く

2023-06-02 17:22:06 | 映画

タイトル通り、仕事が昼で終わった(その代わり朝が早い)のでルーヴルへ行ってきました。アニメ、特撮系以外の邦画を見に行くのはずいぶんと久しぶり。二週目で平日昼間にもかかわらず結構な入りだった。ただ疲労度が高い状態で行ったのはまずかった。寝はしなかった(と思う)けど、集中力を欠いた時間があった。パンフもすでに売り切れ。では感想は軽めで。

 

Yahoo!の映画レビューなどを見てると若き日の岸辺露伴への厳しい評価を見るが、それには正直納得。そのあたりでやはり集中力が切れかかった。演技がどうとかいうより現在の岸辺露伴(高橋一生)とつながってこないんだよなぁ。

一番思ったのはこの作中最強なのって京香さんじゃね?