日々是雑感

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みなみけ8巻限定版

2011-03-07 18:01:00 | マンガ
みなみけ8巻限定版添付のドラマCDの感想行きましょうか。

とりあえず「続きを読む」からどうぞ。

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らしく
吉野の「仲が良い」という分析は確かだと思う。

流れはだいたい原作通りですが、無難にこなすのではなく原作の流れを損なわない程度の描写を追加する手際はお見事。
オチの追加もきれいに決まった。

旬のもの
速水の繰り返しは間延びしている感じもするが、きちんと効果をもたらしているので無駄にはなっていない。

保坂とチアキの会話はああするしか方法は無いでしょう。カレーの妖精の話をさりげなく入れらるというメリットもあるし。

ペペロンチーノ
とりあえずビジュアル的には無印8話「ほさか」B2パートにあったような感じ。で、話的にはパッケージ裏のペペロンチーノの作り方をそのままやっているだけ。でもなんだ、このそこはかとない満足感は!

投げっぱなし的なオチになっているけど、これは前の「旬のもの」中途での話だからこれでいい。

最後にやはり保坂の妄想に必要なのは海原雄山ではなく、チビ夏奈とチビ千秋なんだと再確認した。

いたから
タケルがレイコさんと「イマコイ」(恋愛のかなり笑えない映画)を見に行った。この一つをとっても原作への理解力が半端無いのがわかる。無意識にタケルの傷をえぐるチアキ。さりげなく洒落にならないことをのたまう吉野。この冒頭部分、原作に無いオリジナルなんだぜ。

トウマは野生の勘で吉野ではなくカナに向かったが正しい判断だな。(ここら辺にもキャラ把握の正確さと原作にいないキャラを無駄遣いしない姿勢が現れている)

どんな?
声付きにすることで虚勢を張るチアキの可愛さや地の底から響くようなハルカ姉さまのうめき声などの効果がより強まる。それに加えてここでも吉野が良い所で一言二言付け加えて味を出している。

かいだん
新婚夫婦役が保坂と速水。これにプレーンヨーグルトが出ていれば「先生と二宮君」になったんだろうけど、しかたがないか。これはこれで味があるし。

「悪魔の洗濯機」、私もチアキと同じことを考えてビジュアルまで想像しましたよ。それから「19世紀後半に洗濯機はねぇだろ」なんて突っ込みを入れてましたよ。

「マサチューセッツ州アーカム」
すみません、ごめんなさい吉野さん。あの町じゃ何が起こっても不思議じゃないですから。まさかみなみけでこの町の名を聞くとは思わなかった。

それにしても全員が恐怖に震える吉野オチ。これはみなみけの新しい可能性ではないか?





タケルや保坂といった鴻野さんがみなみけ本編で担当してきたキャラはもちろんだけど、今回はなにより吉野でしょう。内田のキャラが無印準拠に戻っていることも大きい。(喜多村さんが2期、3期に引っ張られなかったと言い換えても良い)

話も無印準拠で原作をよく読みこんだ上で話を壊さない程度に描写を追加している。若干間延びしている部分はあるが気になるほどでもない。

マイナスポイントとしては
「この物語は南家三姉妹の平凡な日常をたんたんと描くものです。過度な期待はしないでください」
このセリフとキャストが無かったくらいか。

ともあれアニメ無印のファンを自称するなら万難排して買うべし!