日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

ウルトラ&ライダー2010

2010-12-29 22:26:00 | 映画
タイトルどおり年末恒例行事として見てきました。時間的な余裕もあったし、上映時間の回りも都合よく、加えて札幌シネマフロンティアは水曜日がメンズデイで1000円。故に2本はしごしてきました。

双方とも親子連れがほとんど。入りはやはり仮面ライダーのほうが強い。


と、言うわけで感想はいつものごとく「続きを読む」から




















ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国

まず石坂浩二のナレーションがウザいと感じてしまうほどにしつこい。まさかウルトラ映画で「銀河英雄伝説」みたいな艦隊戦を見せられるとはおもわなんだ。以下、箇条書きで書いていくけれどストーリーは不思議と印象に残ってないんだな、これが。

・おぉ、ウルトラマン80がちゃんと長谷川初載の声でしゃべってる!

・グレンファイヤー、声と行動パターンがモモタロスのまんまです。

・ジャンボットは元ネタのジャンボーグA同様、モビルトレースシステムを採用しているのか。ドモン・カッシュ大喜びだ!

・グリッドマンはスルーですか?

・カイザーベリアルの軍隊が光の国(を含む我々の宇宙)に攻め込んだけど、この場面はウルトラ戦士だけじゃなくてZAP SPACYを中心とした地球人類もその侵略に対抗しているという風にして欲しかったな。これはカイザーベリアルの軍隊に立ち向かうゴモラという1カットを入れるだけで済むんだが。

・Yahoo!のレビューでベリアルの最終形態(アークベリアル)がスペースゴジラみたいだ、と述べているのがあったが思わず納得してしまった。

仮面ライダー×仮面ライダー 000&W feat.スカル MOVIE大戦 CORE
昨年同様、Wと000がそれぞれ独立したストーリーをやってから、二つを組み合わせたMOVIE大戦をやるという形式。

W・・・じゃなくてスカルはやはり鳴海荘吉に尽きるな。吉川晃司、カッコええ。マツ役の山本太郎もさすがベテランだけあっていい味出してます。話もスカルの話としてきちんとまとまっているんだが、その分Wの二人が戦闘以外でいまいち活躍できなかったのは痛し痒しといったところかな。

000の方は「何で?」「どうして?」をそっちのけでテンポ良く進んでいく。一言言わせてもらうと井上脚本に細かい整合性とかそういうのを求めたらだめです。でも疑問点はあらかた解決してるんだけどね。引っかかったのはバースのくだりくらいか。「井上敏樹」という名前が多くの人に拒否反応を起こさせるのだろうか?でも思ったよりは楽しめましたよ。

あとは箇条書きで。
・照井警視、いい加減「所長」という呼び方はやめたほうがいいと思うんですが・・・
・鳴海荘吉とシュラウド(園崎文音)が幼なじみだったとは!
・アクセルがトライアルにならなかったのはバースとの兼ね合いを考えてのことかな。
・あのオチは000ならではだなぁ。







どっちも来年中にまたやるみたいなんだけど、どうしようかなぁ。

Slatorobo簡易感想その1「テイルコンチェルト」

2010-12-03 22:49:00 | 家庭用ゲーム
この「簡易感想」は「ソラトロボ」そのものではなく、その周辺の事象をいくつかのテーマに沿って書いていきたい。

まずは「テイルコンチェルト」に関わる話題から。

メインには全く関わらず、サブシナリオのみでの登場という扱いはほぼ予想通りでした。これがもし「テイルコンチェルト2」だったならちゃんとメインシナリオにも関与できた、と考えるとその辺は惜しいなぁ。(注1)

これ以降は「ソラトロボ」における「テイルコンチェルト」のキャラクターを独断と偏見で書いていきたいと思う。(ダウンロードクエスト第2弾「姉がさらわれました」まで)

ワッフル
いくらアリシアを放ってはおけないといっても、はるかシェパルド共和国まで来て黒猫団の後始末に奔走する姿は哀愁さえも感じさせる。

だがアリシアに対する空気の読めなさはおそらくベルーガをしのぐ。特に「輸送船を取り返せ!」でのあの一言は絶対言っちゃだめだろ。

アリシア
かつては犬ヒト憎しで黒猫団を率いていたアリシアものんびり観光(?)を楽しむことができるようになったのはいいことだ。

だが空気を読めない鈍感男に惚れてしまったのが運のつき。しかも本人が素直になれないもんだから余計に問題がこじれることになる。それが行き着くところまでいってしまうとああいう事件が起こるわけだ。でもレッド君、そのときのアリシアへのコメントがそれ?

ステア
黒猫団のツッコミ担当。起こった事象を冷静に解説するのが基本的な役割。「姉がさらわれました」はその容赦の無いツッコミこそがメインだと思う。

「テイルコンチェルト」ではワッフルに対して多少デレ化の兆候もあったのだが、「ソラトロボ」でその辺を出せなかったのはしょうがないか。

フレア
いまいち目立つ場面が無かったけど、「ワッフルお兄ちゃん」がしっかり活かされていたのにはちょっと感動。

パンタ君
ゲームシステムや扱いの関係上、今回は得意技である「待ち伏せ(?)」スキルを扱う場所が無かった。

パンタ君にはポリスジャイロの後部座席よりも物陰とか箱の中とかが似合うと思うんだが。

シアン
登場は予想していなかったのでちょっと驚いた。

少し性格変わった?レッドのような無頼の輩を騎士団に引き込むような性格はしていなかったと思うけど。とはいえ置鮎VOICEが良く似合いそうな二枚目半っぷりは健在。結局彼の「かっこよさ」は鉄巨神突入の際に使い果たしてしまったようだ。

テリア姫
お忍びで外国に出向くような行動力は相変わらずだけど、シアンにレッドをあきらめさせる言葉などには少し落ち着きというか分別が付いたように感じる。

ダムド
ダブレン群島で壊されたアスモデウスの修理を請け負った技術者ダムド。実は彼も「テイルコンチェルト」に出ている。

「テイルコンチェルト」ではポリスロボに無断でロボジェットを取り付けて、遭難者(ワッフルの祖父であるラッセル)の救助を依頼する。(注2)今回もワッフルのポリスジャイロを(おそらく勝手に)レース仕様に改造する。




以下は注釈









注1:例えば鉄巨神=ティタノマキナというのはほぼ間違いないのだから、その辺で本編に関与できるだろう。特にラッセル・ライブレッドは考古学者という設定語りのできる格好の人物ではないか。

注2:まさかこれがテイルコンチェルトのエンディングにしっかり活かされるとは思わなかったよ。