日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

新PC導入記第1回「新PC導入事情」

2009-11-27 19:23:00 | PC
「今日の5の2」キャラ紹介はまだ途中ですが、連載を始めますか。まず第1回は新PCの導入を決意した経緯から。

うちのPCも足りない部分をつぎはぎしながら7年目。そのつぎはぎももう限界に達しつつある。特にCPUとグラフィックボードは規格が変わってしまって強化不能の状況になっている。

その状況でハーツオブアイアン3の発売という事情ができた。これだけが理由ではないのだけれど、これがきっかけとなって新PC導入を決意したのであります。

次回は色々考えた末にどんなPCを導入したかを書いていく予定。

「今日の5の2」TVアニメキャラ紹介(増補編)第4回

2009-11-25 11:33:00 | アニメ
さてメインキャラの最後を飾るのは保坂完全体に唯一立ち向かえる相原カズミとある意味コウジとツバサ以上の成長を果たした田中ハルカ。

【相原カズミ】

OADで振れた針の先

OADのカズミは

とまあこんな感じで不思議ちゃんぶりが強調されている。その他「ムシムシ」と「今日のみなみけ」では意外に負けず嫌いなところがあるということも判明している。

いささか針が極端に振れ過ぎた感はある。これは以前に書いた鴻野脚本の特徴たるクセの強さをもろにかぶった印象だ。ただ雰囲気を壊している訳ではないので、この程度の針の振れ幅なら十分許容範囲内。

リョータ評に関しては、

とりあえずスルー、っと。

【田中ハルカ】

(さすがに単独アップはないので、以前使った「メクリ」を再利用)
TVアニメ「今日の5の2」もう一つの象徴
無印を見て、「みなみけ」の原作を読むと、
「これに気が付いたのか!」
と思う事がある。その代表格が「先生と二宮君」だ。「おかえり」、「べつばら」との決定的な差がここにある。これは「今日の5の2」にも受け継がれ、原作に出てきたさまざまな要素を再利用している。

5の2を一本のストーリーに再構築し、懐かしいと思わせる雰囲気を築き上げた季節感と原作を否定するのではなく、そこにある要素を徹底的に活かした事。この二つがTVアニメ「今日の5の2」を名作たらしめた。それを象徴するものが季節ごとのエンディングと田中ハルカではないだろうか。

脚本家列伝の時に少し触れたが、ハルカの扱いは脚本家ごとに少し差がある。順番としては大体こんな感じになるのかな。
杉原(ほぼメインキャラと同格)>あおしま(校内ではメインキャラと同格だが校外では出番なし)>鴻野(そういうキャラがいる、ということだけは意識しているが扱いとしてはそれほど大きくない)>子安(原作通りかモブ一歩手前)
(以上敬称略)
OADは鴻野脚本なので、上記の通りハルカの扱いはあまり大きくない。でも今までの積み重ねがハルカを特別な存在にしている。









次回はクラスメートや教師たち、動物なんかも取り上げる。

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「みなみけ」「今日の5の2」脚本家列伝その3 子安秀明さん
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2009-11-14 11:57:00 | アニメ
さてさて次は元二軍コンビナツミとメグミ。

【平川ナツミ】

泣いて、笑って、勝負して

今回のナツミは特別に2枚並べた。まずは「泣き」が一つのテーマ。

「ヒラヒラ」はこの「泣き」がメインのネタ。この「泣き」で思い出すのは「ヒトハ」だが、それ以外にもこのOADの原作となった限定復活エピソードからTVアニメ本編にフィードバックされたと思われるシチュエーションが存在する。それが10~12話に存在している。その頃はまだOADができるかどうかわからず、埋もれてしまう可能性があったんだろうな。

以前書いたように原作のナツミは使える要素がいっぱいあるのに有効に活かせず、脇を固めるだけに終わっていた。「ヒラヒラ」ではもう一枚「泣き」のカード(「マケナシ」にも「泣き」はあるんだけど、意味合いが異なる)も加えた。これをどうとらえるかは人それぞれだけど、ナツミというキャラがさらに深みを増した事だけは確かだと思う。「泣き」以外にもTV本編では原作に無かった表情を色々と見せている。

「コオリ」での怒った顔。

「アマアマ」で黙って目をそらす。(ちなみに原作ではちょっと表情が異なる)

そんなナツミのリョータ評は「本気で勝負できるね」だ。TVアニメを見てきた人なら納得の発言(原作のみだと意識しづらいと思うが)だろう。その「勝負」がもう一つのテーマだ。リョータの挑戦に対してナツミはいやな顔一つせず勝負を受ける。その根底には一体何があるのか?

おそらくは
「佐藤くんに負ける訳ないけどねー」(「マケナシ」)
というのがまずあるのだろう。でも手を抜いて勝てる相手ではない。そんなところがナツミにとって楽しいのだと思う。そこにはまだ恋愛感情というのは見えない。

恋愛感情抜きの無邪気な突貫が愁嘆場、修羅場を生み出していく。そしてリョータが被害を受ける、と。

【日高メグミ】

OADで見えたちょっと意外な側面

「ヌレギヌ」では話題を(メグミのシーンが原作通りあっさりしたこともあって)CGプリンに持っていかれ、「メモリ」はチカとナツミの全裸(個人的にあれはやりすぎだと思うけど)に全てを持っていかれ、「ヌキウチ」では本来メグミだった場所がユウキに差し替えられるなど原作での見せ場をことごとく他の人や物に奪われている。オリジナルである程度バランスをとっているけど、監督とシリーズ構成が謝るべきはユウキではなくこのメグミだと思うんだ。

今回のOADでは「ムシムシ」でほとんどのシチュエーションのオチを担当している。オチ担当の面目躍如といったところだ。それ以外の原作エピソードはほぼ原作通りの出番にとどまっている。

ただ「ヒラヒラ」のこの場面だけはちょっと意外な感じがした。原作のこの場面ははっきりとした感情描写がなされなかったので、「それはちょっと恥ずかしいかな」というセリフにはちょっと虚をつかれた感じ。相手に関係なく恥ずかしいのか、相手が佐藤くんだから恥ずかしいのか?まあたぶん前者だとは思うけど。

加えてメグミのリョータ評が「意外と優しいところがあったり」というのも意外な感じがした。原作で唯一そういった優しさを見せる場面は「メモリ」だが、その場面をメグミは見ていない。アニメオリジナルに広げてみてもそういう「優しさ」を見せている所ってあまりないような気がする。他の人から色々と聞いているのかもしれない。





次回は残ったメインキャラであるカズミとハルカを取り上げる。(いつの間にかハルカがメインキャラに格上げされてる)

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ハーツオブアイアン3完全日本語版 発売予定日確定!

2009-11-08 20:23:00 | PCゲーム
http://www.cyberfront.co.jp/title/hoi3/
ハーツオブアイアン3の発売日が12月18日と決まったようです。これでこちらも新PC導入の検討を本気で始められます。

「5の2」キャラ紹介増補編が終わり次第、ここで「新PC導入記」の連載を始める予定でいます。

「今日の5の2」TVアニメキャラ紹介(増補編)第2回

2009-11-08 20:13:00 | アニメ
さてどんどん続けましょう。今回はチカとユウキの二人。

【小泉チカ】

ここが本妻の意地の見せ所

前の「ビシビシ」、そしてこのオチの場面とチカはOADエロ度増強の一番の被害者と言って良いだろう。メインヒロインである以上、この程度の被害は仕方ない事ではある。

そのほかOADにおけるチカの立場は、

カノジョというよりも本妻という言葉のほうがふさわしい。関係が今までの流れでがっちり固まっちゃったからこれ以上発展させようがない。これ以上やると雰囲気そのものを壊す可能性が大だからね。

うーんこれ以上語るべき事も見つからないんだよなぁ。

【浅野ユウキ】

男女の仲が良好な本当の理由?

これがOADで唯一、ユウキ以外のキャラがフレームインしていない画像だ。OADではユウキはまとめと進行役に徹している。

増補をやろうと考えた理由というのは二つあって、一つは「今日のみなみけ」でカナが「佐藤リョータをどう思うか」を皆に聞いて回っているくだりがあることだ(チカ以外の女子全て。ボイスドラマではコウジとツバサも含む)。原作の範疇に入るものだしリョータがもてるということ前提だけど、そこで書かれたことは「なるほど納得」と思うものもあれば、「おや、意外」と思うものもあってなかなか興味深かった。その辺を中心に見て行きたい。

この5年2組は意外と男女の仲が良好である。作品全体の雰囲気をドロドロさせないという前提を割り引いたとしても拍子抜けするほどだ。そこにユウキの「わりと気楽に話せる」という回答を重ね合わせると一つの答えが見えたような気がする。

原作およびTVアニメでたびたび言及されているようにユウキは5の2女子のリーダーという座に収まっている(ただ「ヌレギヌ」や「カチマケ」を見るに、実質的リーダーはチカではないかと思う)。「スーパーボール」、「ノリノリ」、「サコツ」の段階ではユウキはまだ男子に疑いのまなざしを持っていたし、4話(少なくとも「ウエシタ」まで)でリョータへの好感度は最低ラインまで落ち込んだ。しかし6話で改善の兆しを見せ、27時間目「サンキャク」はあれで意外といい効果があったんじゃないかと思う。これ以降は気楽に話せる雰囲気が確立され、

「メモリ」ではリョータは普通にユウキに話しかけているし、ユウキも警戒せずに回答している。

引き続いての「ハラヘリ」でも普通に受け答えしている。いかにおしゃべりといっても信用していない相手にそうぺらぺらと秘密を話すようなことはするまい。

そしてこの雰囲気のまま「メシアガレ」につながっていく。

このように男子の中心的人物リョータと気楽に話せる立場にあり、その上もう一人の中心人物であるコウジともいい関係にある。これこそ5の2男女の仲が意外に良好な秘密なのではなかろうか。そしてこれもまたTVアニメで順番を入れ替え、話を調整する事によって納得のできる一本の流れを形成したものの一つだ。

ところでユウキといえば、

「メルヘンII」のこの場面では、男同士の友情に目を輝かせている。友情だけならいいけど、腐の迷宮には堕ちるなよ。






次回はナツミとメグミを予定。
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