日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

劇場版Zガンダム見てきました

2005-05-28 20:01:09 | アニメ
 早起きして「ウルトラマンネクサス」だけ見て出てきました。早すぎるくらいかな?と思ったがさにあらず、すでにステラプレイスのエレベーター入り口には行列ができていた。見るからにそれっぽい人たちがほとんど(私も含めて)。

 チケットは幸いにして中段の真ん中という理想的な位置が取れた。しかし、パンフ買うのに一苦労。ショップの前には黒山の人だかり。劇場限定のクリアタイプMKIIがかなりはけてました。当然のことながら劇場内はほぼ満員。

 感想は本体の映像系批評のコーナーで。
 


メックウォリアー:ファイアーパワー 購入記録

2005-05-27 22:49:17 | バトルテック
 「2005ロボットアニメ傾向と対策 各論」は遅れていますが、なるべく早いうちに公開できるようにする所存であります。

 と、弁解はそのくらいにして「メックウォリアー:ファイアーパワー」発売!早速10セット購入。内容を紹介していきます。

ユニークメック

”kaze”Loki
”柱(Hasira)”Shiro
”Blackout”Malice
 ”柱(Hasira)”には大笑い。Shiroのデザインも面白すぎ。こういうデザインのバトルメックがあるのは知っていたが、立体物として見せられると笑える。Lokiは3050年代クランの代表的なオムニメックのひとつ。PCゲームではおなじみ。

非ユニークメック

Hellion
Hellstar
Jaguar
シュタイナー

Hellstar
ストームハンマーズ

Hellion
ダヴィオン

Zeus
Jaguar
ジェイドファルコン

 HellstarとZeusは初の非ユニークアサルトメック。Jaguarは4脚メック。
 Hellstarは腕の稼動部が二つあるので結構自由なポーズが取れる。

車両、歩兵

Shock Troopers×2
ハイランダーズ

Shock Troopers
Raiden Battle Armor
Oni Battle Armor×2
ドラゴンズ・フューリー

Mornigstar Mobile HQ
Glory Fire Support Tank
Shock Troopers×2
Raiden Battle Armor×2
バンソンズ・レイダース

Glory Fire Support Tank
Elite Infantry
ストームハンマーズ

Shamash Reconnaissance Vehicle
Yasha VTOL×2
Centaur Battle Armor×2
スフィア共和国

Shamash Reconnaissance Vehicle
Towed Thunder Lancher
Centaur Battle Armor
ジェイドファルコン

Raiden Battle Armor
クリタ

Shamash Reconnaissance Vehicle
Mornigstar Mobile HQ
Centaur Battle Armor×2
シュタイナー

Mornigstar Mobile HQ
Towed Thunder Lancher×2
ダヴィオン

こうやって見ていくとスフィア共和国の内戦が確実に国外勢力を巻き込み始めているのがわかる。(こういう展開の妙がバトルテックワールドの魅力なのだ)ダークエイジスタート時点での勢力は徐々にそういった大元の勢力に置き換えられていくそうな。

 カードの方は項を変えて。

おいおい・・・

2005-05-10 22:46:20 | アニメ
 どうしたんだ?サンライズ。なぜか意味も無くガンプラ作ったりとか

(画像は陰陽大戦記)
今日の焼きたて!!ジャぱんなど、

↑こんな人たちが


こんなリアクションをしていた。劇場版Zへのテコ入れか、それとも(以下かなり不毛な想像なので略)・・・

で、キャスト。

CVは違うけど名前まんまかよ!

2005年ロボットアニメ傾向と対策 総論 

2005-05-05 13:27:22 | アニメ
 なぜ前回あんな話をしたかというと、ロボットアニメというのは最も時代に応じて作風を変化させていったジャンルだと感じたからだ。その上で今年がどういう時代になっていくのかを語るためには過去を振り返る必要があった。
  
 で、本題。

1、放映状況
 現在、北海道地上波でのロボットアニメは5本(「創聖のアクエリオン」、「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」、「交響詩篇エウレカセブン」、「ゾイドジェネシス」)。

 このうち「アクエリオン」だけが深夜枠でバンダイが一応メインスポンサーについているものの子供向けではない。アクエリオンだけは放映期間は明確ではないが、他は4クール以上を予定しているようだ。

2、全体的な傾向
 こういう記事がある。また、こういう記事もある。少子化とオタク層の伸展はアニメに多くの影を落としている。ロボットアニメは最も大きな影響を受けているのではないか。前回、反動主義の次にきた冬の時代という話をしたがそれはまさにこのような現状が生んだ必然的回答だったというわけだ。
 
 だが、昨年から今年にかけて冬の時代の作品とは明らかに違う傾向の作品が生まれてきている。

 反動主義的リアルロボットアニメ。名付けるとすればこんな名前になろうか。世界観やロボットまわりはリアルなのにキャラクターやストーリーに反動主義的な要素を色濃く残す作品。これが今年の、いやここ数年のスタンダードになるのではないか。その上で冬の時代の残滓はまだ残っている。

 総合すると今年は「過渡期の年」になるかもしれない。この反動主義的リアルロボットアニメが時代のあだ花で終わるのか、ある一つのフォーマットとして定着するのかそれを見極める年になるように思われる。

 さて次回は各論として今年の5作品を取り上げ、それらが今年のロボットアニメにとってどういう位置づけにあるのかを述べ、1話では見えてこなかった物を含めた感想の補足をして終わりにしようと思う。

2005ロボットアニメの傾向と対策 序論:私見ロボットアニメ史 

2005-05-03 01:06:14 | アニメ
はじめに
 とりあえず2005年の春の新番組も評価がだいたい固まってきた。そこで今年の傾向なんかについて一席ぶってみたいなどと考えた次第。続けるかどうかは不明。
 
 読むにあたっての注意点(言い訳)

・本論は作品の是非を問うものではなく、あくまで傾向を語ったものです。個人的な感想については以前の新番組感想を参照してください。また、過去の作品についても論評する意図は一切ありません。 

・本稿はあくまで筆者が感じたもので、明確な資料に基づいたものではありません。

・内容についてのお問い合わせは本稿のコメント欄でお願いします。 

 以下、本論

 鉄人28号を始祖とするロボットアニメは90年代にいたるまでリアリティーを突き詰める方向に進んできたと言って間違いないと思う。少年探偵が光子力研究所になり地球連邦軍にいたったわけだ。
 リアリティーの追求はやがて暴走を招き、リアルロボットアニメブームと呼ばれた80年代に終わりを告げることとなる。

 その後に起こったSDロボットや「勇者シリーズ」、「エルドランシリーズ」は反動主義的作品と言っても良いかもしれない。
 リアリティーの追求から即物的な楽しさへの回帰。いや、戻りすぎかもしれない。
 おざなりな説明だけで家の自動車がロボットになり、小学校は司令室となった。そのリアリティーたるやマジンガーZ以下だろう。
 
 その反動主義の流れにリアルロボットの旗手であったはずの「ガンダム」さえ飲み込まれていった。
 ロボット同士が格闘するGガンダム、美少年戦士がなみいる敵をばたばたなぎ倒すガンダムW、破滅的な必殺技を持つガンダムX。これらは従来のリアルロボットでは考えられなかったことだ。
 
 そうした反動主義でいったんリセットされたリアリティーの追及だが、再びその時点から始まることとなる。それは「エクスカイザー」と「ガオガイガー」、「ライジンオー」と「ゴウザウラー」を比較するとよくわかる。玩具主導の決められた枠の中での追求だったこともあって、それはかなり緩やかなものではあったが。その中でリアリティーを追求できないSDロボ系は淘汰されていく。
 そして、これらの流れに止めを刺したのが「エヴァンゲリオン」というわけだ。

 私は「エヴァンゲリオン」が歴史の節目であることは否定しない。だが、それは「新世紀を開く」ものではなく「古い時代を終わらせる」ものとして。この作品が最後の輝きとなって、ロボットアニメは冬の時代を迎えることとなる。

 この時代のロボットアニメの主流を語るなら「ネタとしての復古主義」と言う言葉が一番適切だろう。玩具を売る必要は無いのだから、子供を相手にする必要は無い。過去の作品をパロディする事で、または過去の作品の復刻、続編を作ることでマニア層相手の商売を続けていた。それはつい最近まで続く。

 そして現在、「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」、「蒼穹のファフナー」(筆者未見)といったオリジナルロボットアニメが増加し、力を失ったと思われていた玩具販促系も「Get Ride! アムドライバー」でコナミが新規参入する。

 それが2004年までの現状である。
(長くなったので次回に続く)

付記:時代の折々に「鉄人28号」が現れているのは指摘しておくべきだろう。
リアリティー追求の途上で生まれた「太陽の使者」、反動主義の中で生まれた「FX」 、復古主義の終わりに生まれた「今川版」どれもその時代の特徴を色濃くにじませている。