４月期アニメ新番コメント第２回

今回は木曜日～日曜日のジュエルペットまで。「宇宙兄弟」はあの時間帯で３番組重なるために断念しました。ただ「ジュエルペット」が低調ならシフトするかも。

しろくまカフェ
確かにこれは少女マンガ誌に連載してそうなコメディだわ。意外だったのはこういう作品は大体人間キャラが主役になっていくのに、突っ込み役という名の脇役だったこと。

戦国コレクション
落ち物美少女のテンプレートに乗っているばかりで、「戦国」と銘打つ意義が「戦国乙女」以下なのは大減点。デタラメファンタジーとして開き直れる可能性もあまり見出せない。

トランスフォーマープライム
今回はアイアンハイドじゃなくてバルクヘッドなのね。そして今回はオプティマスとメガトロン様の間になんかドラマが・・・。あとマイクロンやユニクロンも登場するという話。

「ＧＯＮ」や「あらしのよるに」などもがんばっているとは思うけどこれや「クローン・ウォーズ」のようなアメリカの金がかかっているＣＧアニメに比べるとやはり劣っていると言わざるを得ない。

日本語訳は行き過ぎた悪ふざけを一話の段階ではほとんど感じなかった。実写コーナーはアニメイテッドの時のようなコント仕立てではなく情報を伝えるだけのような感じ。

夏色キセキ
ご当地（下田）タイアップに、「あの頃」を連発し、今とのギャップを見せようとする筋立て、そしてそこに起こる奇跡。なるほど、「あの花」路線で進みたいのね。その奇跡が際限無い所まで行くのか、少しの奇跡で収めて最後には「十年後の八月にまた会いましょう」（注）的な話になっていくのかまだ見えないな。

でもほんとに「十年後の八月」なんて事になったら笑えるけど。

ジュエルペットきらデコッ
スタッフを見ればコメディ路線で進みたいことは理解できるけど、「サンシャイン」に続いてだからねぇ。「サンシャイン」の良さはフォーマットに固執せずにギャグ物としての勢いを殺さなかった事にあったと思う。今回はどうも３０分１話のフォーマットで固めそうな感じでそこら辺がちと不安。ジュエルペットは良作が続いたからその勢いを殺して欲しくないなあ。





週遅れが多少残っているけどコメントは大体こんなもんかな。あとは新番コメントとは外れたものをちょっとやるかも。












（注）高垣彩陽の影響か「今日の５の２」が放映されていた時期のライブで「ｓｅｃｒｅｔ　ｂａｓｅ」と「夏祭り」をスフィアが歌っていたという話をどこかで聞いたことがある。　

４月期アニメ新番コメント第１回

久々のアニメ新番コメント、まずは日曜日～水曜日までを。木曜日～土曜日や週遅れなどは後日。

聖闘士星矢Ω
まず中川翔子のアテナは微妙。若手中心のキャスティングなら気にもならなかったろうけど、古谷徹、小山茉美、柴田秀勝、堀之紀といったベテラン勢に囲まれちゃうとねぇ。主題歌はいい感じでさすがと思ったけど。キャラクターデザインは意外とがんばってるとか聖衣はなんか違うとかいろいろ言いたいことはあるけどこのへんで。

ところで光牙って黄金聖闘士騎士じゃないんですか？（それ違う鋼牙）あとせっかく緑川光なんだからアテナに向けて「お前を殺す」とかやってくれないかなぁ。

ふるさと再生　日本の昔ばなし
実力のある俳優２名によるボイス、動物キャラクターを使ったＯＰとＥＤなどここまで「まんが日本昔ばなし」を踏襲するとは思わなかった。独自性があるといえば中川翔子が歌っているところくらいか。まあ日曜日なんで見る余裕があればということで。

ＧＯＮ
こりゃまた懐かしいものを・・・。確かこれが「モーニング」で連載されてたのってずいぶん昔だぞ。（調べてみたら１９９８～２００２年までだそうです）その当時読んでいたわけじゃないんで、思い入れはまったくないんだけどね。余裕がなくなったらフェイドアウトしていきそうな気配が強し。

緋色の欠片
主人公をイケメンがなんとなく守ってくれる。まさに女性向けの典型といったところ。次回予告の代わりにイケメンが語りかけてくるのがあまりにもあざとくて笑った。

あらしのよるに　－ひみつのともだち－
絵本なんでさすがに原作は未読。映画も未見。ＧＯＮもそうだったけどこれもフルＣＧアニメなんだね。今期はトランスフォーマープライムもあるし、フルＣＧアニメ多いなぁ。それにしても釘宮理恵が余りにあざとい。しかも堀江由衣や山寺宏一まで控えてるって言うんだから子供向けのキャスティングじゃねぇよな、これ。

最後にどーでもいい話。監督はアミノテツロだけど網野哲郎音響監督ではないんだね。（屍鬼はそうだったから）