ＪＩＮ総括

リアルタイムで見ていたのですが、２日遅れでの総括です。最終話は解説のやり方がいささか強引だったのを除けば納得できるオチのつけ方だった。

漫画なり小説なりを映像化の出来を左右するのはメディアの選択、スタッフの原作への理解度が多くを占めると思う。

メディアの選択を間違えると分量の過不足をはじめとしたいろいろな惨劇を生み、理解度が足りなければ原作の良さをきちんと活かせず、どこを変えるべきなのかも見えない。

ＪＩＮはこのバランスが良く取れていたと思う。それだけでも漫画の映像化としては幸せだったのではないか。

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊１９９ヒーロー大決戦

タイトル通り見てきました。２週目ということもあってか劇場内は奥のほうは埋まっていたものの前列はがら空き、客層もほぼ親子連れでした。

ではいつものごとく感想は「続きを読む」から。
















感想を一言で言えば「いいお祭り映画だったな」って感じかな。

俳優の顔出しもそれなりにあったし、声優も豪華。ストーリー上突っ込みたくなる部分もあったが（例えばラストで奪い返したゴセイジャーの力をゴーカイジャーに渡していたが、「夏目友人帳」における妖怪の名前じゃあるまいしそんなに簡単に受け渡しができるもんなのか？）、お祭り映画として大目に見て良いようなレベル。必殺技とかロボとかも過去の映像を使ったりしてなかなか見ごたえがあった。

ただ、所詮レンジャーキーによって作られた偽者だとしてもゴーカイジャーとゴセイジャーが過去のスーパー戦隊をなぎ払うのはやっぱり複雑な気分。本編中にもその事に関しての指摘があったけどね。



余談
・冒頭にマジマザーとデカスワンが出てたけど、この２人が変身前の姿で出た上で「ゲキレンジャー」の美希さんまで出てきたら、
「もしドラ？はっ、問題にならないね」
ってレベルのアイドル映画になってただろうに。

・なんとなくだがＴＶ本編よりもゴセイジャーが「らしい」感じがした。