日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

昨日のウルトラマン列伝

2011-11-10 20:45:00 | アニメ
スルーされるかと思っていたネクサスのダイジェストでしたね。

ネクサスという作品の特殊性を考えれば孤門一輝によるナレーションは良かったし、それなりにうまくまとまっているダイジェストだったと思う。

けど、TLTに関して(注)はほぼスルー、ナイトレイダー(注2)と孤門君(注3)に関してはいいところしか紹介していないので全編通して視聴した目からはPRビデオ詐欺にしか見えない。溝呂木さんがスルーされてしまったのはちょっとマイナス。

そして何より不満なのはファースト・デュナミストに関しての指摘がまったく無かったこと。取り上げにくいのはわかるけどね。

全体として言うなら「いいダイジェストだったよ。でもこれを見てウルトラマンネクサスという作品をわかったつもりにならない方が良いよ」ってとこかな。













注:メモリー・ポリスとか松永管理官とか

注2:隊内のギスギスした感じや気に食わない相手は背中を向けてようがウルトラマンだろうが攻撃する西条副隊長やら撃とうと思ったら弾切れで「銃の残弾ぐらい把握しておけ!」と素人に説教されるとか

注3:「絶望を乗り越えてきた」という言葉はあるものの具体的なことには触れていない。

みなみけ9巻限定版

2011-11-08 21:37:00 | マンガ
さて8巻同様9巻限定版添付のドラマCDの感想いってみましょうか。

いつもどおり「続きを読む」からどうぞ
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恐るべき頭脳
「この物語は南家三姉妹の日常をたんたんと描くものです。過度な期待はしないでください」
やっぱりみなみけはこれで始まらないと。

ドラマCDだけに状況描写の追加がかなり多いが、テンポが良いのでほとんど気にならない。

ケイコのくすぐられる様は「エガオ」には及ばないにせよ、なかなかだった。

最低っス
冒頭のバレー部三人組の会話はしっかりと「ここだけの話」につながっている。それにしてもヒトミちゃんの声がどう聞いてもルビー(しかも「サンシャイン」の残念ウサギ)にしか聞こえないのはどうしたもんか。

オチはまさに保坂オチのお手本。「べつばら」はこういう保坂オチを中途半端にやろうとしてコケてしまった。ただ笑っているだけじゃだめなんだよ。

レッツお野菜
チアキに催眠術がかかったのかがちょっといきなりすぎるように見えてしまったかな。それは絵として見せられないドラマCDの限界ではあるけれど。ヒトミちゃんが野菜スティックを食べさせられる場面はやっぱりルビーがニンジンをかじっているようにしか聞こえないんだけど。いつ九州弁で話し出すのかとビクビクしていたぞ。(私はそれほどでもないけど、過剰な反応をする人も多いだろうから)

歌がちょっと長すぎて、少しテンポを殺してしまっているのが残念。

もめたら
冒頭とオチの原作には未登場の吉野登場は上手い。特にオチのあの一言はなかなかのもの。藤岡のヨーロッパ推しは演じている柿原徹也さんがドイツ出身ということまで視野に入れたものなのかな。それにしてもプレーンヨーグルト、忘れられてなくて良かったね。

ここだけの話
まずは何よりミユキちゃん。南条さんの声はなかなかにはまっていた。あとはビジュアルがどうなるか。最後の全員集合は原作だとコマの関係で一堂に会する感じになってたけど、バラバラに集まってくるような描写に変わっているのでさまざまな問題を回避している。でも余白ページのカットは再現して欲しかった。

しまらない話
ボーナストラックということでちょっと血色の違う感じのお話。

この話は原作部分の脚色は鴻野さんで原案とチアキのモノローグは原作者の桜場先生という分担による合作という感じがする。あくまで根拠のない推測ですけど。

噺家調で語るチアキは面白い。ダジャレネタもいい感じだったけど、オチはスカートではなく原作どおりパンツの方が「パン二枚のせいでおなかがパンパンでパンツのボタンがしまらない」ってところまでいけたのになぁ。

おまけ
新アニメ決定の告知。言葉通り過度な期待をせずに待つとしましょうや。




流れ自体は原作を踏襲しながら、しっかりとオリジナルを加えていく。オリジナルもしっかりと「みなみけ」を活かした物。まさに安定の仕事ぶり。こうなるとすごく感想が書きにくい。

もちろんそれが悪いというわけではないのだけれど。ともかく次のアニメ化がどういう形になるのか(北海道で放映することがあるのかどうかも含めて)、注目していきたいと思う。