日々是雑感

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アニマル横町、スクールランブル2学期総括

2006-10-07 15:24:10 | アニメ
 ゼーガペインは項目を変えて。

アニマル横町

 最終回もいつものノリを忘れず、ダラダラと最終回談義をしながら、一定の形でオチを付けたのは褒めていい。最後に「1年間ありがとう」という挨拶をしたのも良いやり方だと思う。

これより全体の総括。徹頭徹尾普通のギャグアニメだった。大化けすることも無かったが、こけることも無かった。平均して一定ラインを確保できていたように思う。

 インパクト重視のギャグアニメは確かにはまると大化けするのだが、飽きられたり迷走する場合も多々ある。「平凡」や「普通」は決して悪いことではない。「平凡」なものを「普通」に作った作品は「そこに有るのが当たり前」な汎用性の高い作品になりうる。「アニマル横町」はまさにそういった作品ではなかったろうか。

スクールランブル2学期
 「アニマル横町」が必要以上にインパクトに頼らず、平凡だがそこそこ良質なギャグアニメになったのに対して、「スクールランブル」はインパクトに頼りすぎた結果、ストーリーが迷走してしまった。

 原作のほうがサバイバルゲームと文化祭で燃え尽きた感がありありで、その後の展開が場当たり的なものになってしまっていることを考えると、この事でアニメスタッフを責めるのは酷かもしれない。

 だが、原作の良エピソードを中抜きして台無しにしてしまったり、悪乗りしすぎのオリジナルエピソードの挿入で見ているこっちを引かせてしまったのは間違いなくアニメスタッフの責任だろう。

 結局、迷走している原作に引きずられたまま迷走してしまった様に感じる。3学期あるんだろうか?

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