日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

4月期アニメ新番コメント第3回

2007-04-15 22:38:50 | アニメ
北海道で週遅れな作品も始まってまいりました。では、早速

流されて藍蘭島
 いわゆる頭の悪さ全開のどたばた萌えアニメ。当然のことながら原作未読。こういうのは別に嫌いな訳じゃないからのんきには見ていられる。でもそれだけ。

らき☆すた
原作は4コマ漫画、原作未読。巷ではやたらとOPが人気だが私の心には残らなかった。むしろエンディングで「宇宙鉄人キョーダイン」を歌いだしたのには驚いたぞ。中身はといえばつかみなんてものは頭っから無視したような取り止めの無い話の応酬というのはいかにも4コマ漫画らしいというかなんと言うか。
 おそらくはこのまま安定飛行だろう。ところで、エンディングは次も昔の特撮、アニメソングをカラオケで歌う形になるのだろうか。

大江戸ロケット
 原作は舞台演劇だそうで。ストーリー的にさほど意味を感じられないバトルが挟まっていたりするなどちょっと散漫な印象もあったが、テンポも良く何より話が変に陰湿にならず明るいので見ていて楽しい。

 ところであのバトルや鳥居甲斐守にあの人を起用したのは妖奇士打ち切りへの意趣返しか何かなのだろうか。(いや、脚本もそうだし)

キスダム
 ネット上を徘徊しているといろいろと悪い噂を聞く作品。ロボットアニメ・・・、じゃないんだな。端的に言ってしまえば1話の段階で詰め込みすぎ。キャラすら把握し切れなかったぞ。それとどこかアクエリオンに似ているのは同じサテライト製作だからか?

風のスティグマ
 原作ラノベらしいけど当然未読。ネタの陳腐さをちょいエロや萌えでごまかしているようにしか感じられない。「いぬかみっ!」のような突き抜けた下品さも「ゴーストハント」のような理詰めさもない。しかも陳腐さに甘えてなのか、状況説明を怠っているのも気になる。そこら辺の時間を演出の冴えや独自性に費やしている訳でもない。

 なんだか私がライトノベルに抱いているイメージをそのまま具現化したような作品だな、こりゃ。