日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

4月期アニメ新番コメント第2回

2007-04-08 12:01:44 | アニメ
 では前回に引き続きアニメ新番コメントを早速やっていきましょう。

爆丸 バトルブローラーズ
 ここ最近めっきり少なくなった玩具販促アニメ。それにしてはゲームのルール説明が下手だなぁ。この手の販促系ってのは程度の差こそあれ、ルールを教えてくれる大人がいるものなのだが、それがいないので一体感に欠ける。

それと萌え系へ進化の為の仕込みがちょっと露骨。「陰陽大戦記」も「ゾイドジェネシス」も初回の段階での仕込みはあったが、そんな露骨には感じなかったけどなあ。

 総合してみると少し焦点が定まっていない。もう少し見てみますが、もしこの焦点の不明瞭さ続くようならフェードアウトで。

かみちゃまかりん
 当然のことながら原作未読。いきなり「これって新番組だよなぁ?」なバトルシーンから始まってそこから時系列を巻き戻しているが、はっきり言って逆効果。

 あと間延びしている描写が多々あり、うまくまとめればこんなやり方をしなくとも1話目でバトルまで組み込めたはず。

 とりあえずしばらくは見ますけど基本的にフェードアウトの体制で。
 
ヒロイック・エイジ
 今期やたらと多いロボットアニメ第3弾。他所の批評を見ているとやたらと世界設定が壮大だ、壮大だ言ってるけど<黄金の種族>が<始祖>で<銀の種族>と<青銅の種族>と<英雄の種族>が列強諸族(ギャラクティクス)で遅れてきた地球人=<鉄の種族>という認識で大体間違っていないと思う。(ってこの例えで分かるのか?)もちろんここまで単純な訳ではないだろうが。

 壮大にしようというのは分かるんだけど、こうやって他所の作品の単語で簡単に例えられちゃうのはイマジネーションの貧困さを如実に表していると思う。シリーズ構成が本職のSF作家らしいのにそれじゃあね。ロボットの戦闘部分などはよくがんばってはいると思うんだけど、あのキャラデザには「種」の悪夢がこびりついている・・・
 
 こういうのって作った世界を扱いきれるか否かで、こけるか化けるか決まってくる。見た感じの手ごたえは良さそうなので注目はしていきたいと思う。

BLUE DRAGON
 「アイドルマスター」の時にも書いたけど、XBOX360は持っていないので原作は通り一遍の知識程度しか持たず。

 鳥山明的な世界観+あまりにオーソドックスなスタートライン。これではちょっとひきつけられるものが少ない。単純にファンタジーものならこの前の時間帯に「デルトラクエスト」もあるからね。

地球へ・・・
 原作は未読ですし、劇場版も見ていないんですよねぇ。古典だけあって話のネタ自体は手垢が付きまくっているが、実に丁寧。だが丁寧すぎるが故に、少しつかみが弱いのは痛し痒しといったところか。ただ脚本陣を見るとこの手の話にうるさそうな人が揃っているので少し安心できそうかな。

 次回予告の若本は「またかよ!」と思ってしまった。