日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

新番組コメントの前に

2006-04-02 16:26:52 | アニメ
 今週の視聴予定を入れてみました。カッコ内は継続番組については現在の状況。新番組については予定となります。番組名の後ろに矢印があるものは来週より番組が変わるものです。

日曜日
魔弾戦記リュウケンドー(録り切り)
轟轟戦隊ボウケンジャー(リアルタイム視聴)
仮面ライダーカブト(リアルタイム視聴)
牙-KIBA-(録り切り)
デジモンセイバーズ(リアルタイム視聴)

月曜日

妖逆門(ばけぎゃもん)(録り切り)
涼宮ハルヒの憂鬱(録り切り)

火曜日

アニマル横町(録り切り)
銀魂-ぎんたま-(録り切り)
かしまし~ガール・ミーツ・ガール~(録り切り)→.hack//ROOTS(録り切り)

水曜日
スパイダーライダース(録り切り)

木曜日
ゼーガペイン(録画保存)

金曜日
きらりんレボリューション(録り切り)
スクールランブル2学期(録画保存)

土曜日 
超星艦隊セイザーX(録り切り)
ふしぎ星の☆ふたご姫gyu!(録り切り)
ウルトラマンメビウス(録画保存)
BLOOD+(録り切り)






交響詩篇エウレカセブン総括

2006-04-02 12:04:41 | アニメ
 結末はアクエリオンとかぶったんじゃないか?確かに大団円と言えるし、最終回だけを切り取れば「ゾイドジェネシス」を上回っているのは確かなんだが・・・

 では、総括。

 同じbones製作の「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」が2クールでありながらもパワフルなキャラクター描写でストーリーを引っ張っていった事から4クールの「エウレカセブン」にはより強いキャラクター描写を期待していた。だが、パワフルさが失われ、上滑りしたかっこよさだけが目立ったキャラクターにはほとんど出番を与えられる事無く、最後の最後まで「誰、こいつ」というキャラクターがほとんどだった。(その「誰、こいつ」のうち一人の正体を最終回でいきなり明かされても・・・)

 メインの脇役にもちゃんと時間を費やし、「誰、こいつ」という人物をほとんど作らなかった「絢爛舞踏祭」や「ゾイドジェネシス」に比べると雲泥の差と言える。(「ゾイドジェネシス」は作画面で「誰、こいつ」が頻発したが)

 上滑りしたかっこよさは世界観全体に及び「絵的にはかっこいいけど、理屈付けられていない戦闘シーン」が頻発したのも評判を落としてしまった一因と言えよう。

 結局「地味でも、丁寧」な「ゾイドジェネシス」が「派手だが、杜撰」な「エウレカセブン」を逆転することとなった。

 「エウレカセブン」と「ゾイドジェネシス」は反動主義型リアルロボットアニメというジャンル分けに集約されようが、私が言うところの「冬の時代」の要素が両者を決定的に分けた。

 過去を必要以上に引きずらず今を見据えた「ゾイドジェネシス」は反動主義型リアルロボットアニメの一つの理想形となり、ネタとしての復古主義を断ち切れなかった「エウレカセブン」はそうなれなかった過渡期の作品となってしまった。