春の番組改編期、今回も見ていた番組の総括と新番組にコメントを入れていきます。まずは終わった番組の総括から。
「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」
最後の最後までどこへ向かうか不明瞭なまま迷走してしまった。あっちこっちに手を広げすぎた挙句、さまざまな要素を生かしきれないまま終わってしまった。それは基本設定やキャラクターにも言える。
もしかしたら本作はもっと長いスパンで考えられていたのかもしれない。だが、本作の設定は「ポケットモンスター」のような汎用性のあるものではないことは明らか。そうであるなら1年というスパンで何を見せたかったのかを明確にすべきだったのではないか。
「よみがえる空」
小松救難隊を扱った「rescue wings」は漫画や小説というメディアで展開されているが、この「よみがえる空」がもっともリアルかつ骨太に描かれた。
不可思議な現象や主人公補正に頼る事無く、レスキュー物を真っ向から描ききったことに敬意を表したい。
ぎりぎりの中できっちり萌え要素や恋愛要素も組み込み、質の高いドラマを描けたと思う。主人公の成長物語としてもある一区切りを付けられた。
惜しむらくはやはり1クールという短さ。多少物足りない部分があったのも事実。続編を希望したい。この汎用性の高い設定ならば十分可能だろう。
次回からこの枠は「スクールランブル2学期」。監督が変わり、原作も迷走期に突入する中でどう描くのか。
「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」
最後の最後までどこへ向かうか不明瞭なまま迷走してしまった。あっちこっちに手を広げすぎた挙句、さまざまな要素を生かしきれないまま終わってしまった。それは基本設定やキャラクターにも言える。
もしかしたら本作はもっと長いスパンで考えられていたのかもしれない。だが、本作の設定は「ポケットモンスター」のような汎用性のあるものではないことは明らか。そうであるなら1年というスパンで何を見せたかったのかを明確にすべきだったのではないか。
「よみがえる空」
小松救難隊を扱った「rescue wings」は漫画や小説というメディアで展開されているが、この「よみがえる空」がもっともリアルかつ骨太に描かれた。
不可思議な現象や主人公補正に頼る事無く、レスキュー物を真っ向から描ききったことに敬意を表したい。
ぎりぎりの中できっちり萌え要素や恋愛要素も組み込み、質の高いドラマを描けたと思う。主人公の成長物語としてもある一区切りを付けられた。
惜しむらくはやはり1クールという短さ。多少物足りない部分があったのも事実。続編を希望したい。この汎用性の高い設定ならば十分可能だろう。
次回からこの枠は「スクールランブル2学期」。監督が変わり、原作も迷走期に突入する中でどう描くのか。