とにかくせわしい午前中でした
8時50分のバスで泌尿器科へ、結構この時間ご婦人のお勤め人が乗ってこられる。病院に着き例の如くにすぐ尿を採るようにとコップを渡される。今朝は案の定採尿に骨を折ってしまう。尾篭な話で申し訳ないが、出掛けに便意をもようしトイレに入ったはいいのだが、不発で代わりにオシッコをしてしまったのである。こればかりは自然の摂理というのか、人の体はそう出来ているのか、そうなれば致し方なしというところである。紙コップの底にひたひたにしか採れず、看護婦さんに少ししか採れなかっので、ダメでしたら水でも飲んでゆっくり採ると言ったが、どうやらセーフでホットするが、なんともはや情けない話であ。、齢をとるということはこういうことかと自分を哀れに思ったりする。
一時間の余待って診察室へ、今朝はベットに仰向けに寝て残尿検査。最前きれいに絞ったはずなのに、モニターに映った黒い扇状の影が残尿と説明を受ける。この程度ならまあまあというところでしょうと診察終わりとなる。
バスの時間まで30分ほど間があるので、ジャスコの二階の売り場を一巡後、さえない商店街を通って停留所へ。帰りのバスは次で一人いた客が降りたあと、終点まであたし一人の貸切である。降りるときなんとなく申し訳なく、ありがとうございますと丁寧に言って降りる。家へ到着するとかみさんは使いか留守で、秘密の場所から鍵を取り出し入る。
さあ、これから急いでやらねばならぬ事があるのだ。昨夜テレビ番組を予約録画したのだが、DVDのレコーダーが故障か作動しなかったのである。昨夜のうちに保証書を確かめてある。販売店の長期保証でまだ来年一杯保障期間がある。いい時に故障したとそのとき妙な安心方をしている。
やっと通じた電話で相手は先ず電話番号をお教え下さいと言う。これがまたすぐに出ないのである情け無いことに。ちょっと待ってくれと言うと、どうぞごゆっくりときた。結構あたしのような手合がいるのだなと安心したりする。やっと伝えると、即座にあたしの住所から名前、そして故障したDVDの機種名から保証の有無まで確認する。なるほど、これが顧客情報とかいうもので、情報流出とかいって世間でよく騒ぎを起こしたりするヤツだなと、一つ利口になる。修理に来てくれる日も決まって先ずは一安心、といっても6月1日である。申し訳ないと頭を下げられれば不便だがこれも致し方なしということであろう。次は歯医者さんに電話である。
右の下の歯をブリッジで治療を終わっていたのだが、後日左が異常をきたし、やはり前と同じに被せてある歯の根が折れていて、被せてある周りの歯も虫が食っているという診断である。今度は隣の歯をブリッヂの支柱にはできないので、入れ歯にするしかないという。テレビのCMでよく見る部分入れ歯である。ぞっとするね。お医者は出来るだけ現在の状態を維持して、入れ歯は最後の手段にしましょう、もし腫れてきたり、痛むようでしたらいつでも来て下さいと。それがいよいよなのである。素人考えで虫歯は神経を抜いて治療を施しサンプラでも被せれば、二度と虫は食わないと思っていたが、どうやらまわりに聞くとそうでもないらしいのだ。それより被せた歯の根っこが折れるとは想定外のことである。これも一つの老化現象かとしんみりさせられる。そんなわけで電話をして予約をする。来月5日である。それまで今は多少水を飲むとき沁みる程度だが、痛みや腫れがこなければいいのだが。とそんな心配をしいてるうちに以前の、といってもかなり昔の虫歯の治療で神経を抜く話を思いだしたりする。うろ覚えであるが、虫歯の穴に薬を塗り込みしばらく時間を置くと神経が死ぬのである。その間痛かったような気もするのだが、なにしろ神経がもがき苦しむわけであるから。だがこれは確かではない。そして死んだころを見計らって先生は極細の曲がった針金のついた金具を穴に差し込み、くるくるっと回して神経を絡め取るのである。神経はそれこそ細く、糸ミミズをご存知か、みみずの糸のように細いヤツで、昔は湿気の多い空き地などの石の下によくいたものである。あまり気持のいいものではない。歯の治療はそのあと詰め物をしたり、被せたりしたのである。
まあこんなことでせわしく午前中が終わった次第なのである。
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いやはや全くそのとおりでして、恐れ入りました。
ありがとうございます。病気も体の一部と心得、慈しんでいくよう心がけます。