うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート４３

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　暴走大学生

　　　　　　　　　　　　
　
　「罪の加速」と見出しです。発端は９月２日の午前０時ごろ、東京都杉並であります。荻窪署員が交通取り締まり最中白い乗用車が検問を突破しました。もちろん警官は白バイで追跡、ここまではよくある話ではあります。ところが乗用車は赤信号の交差点に突っ込み、交差点を通過中の会社員の運転する車の側面に衝突、その車は一回転して大破です。
　警官はその車に同乗していた女性と共に救いだし、通りかかったタクシーに乗せ病院に収容しました。女性は３週間のけがで済みましたが、会社員は全身を強く打っていて間もなく死亡です。
　事件直後検問を突破した車から若い男がフラフラ降りてきましたが、警官が現場に戻ってきたときには姿を消しておりました。
　同署では機動隊６０人の応援を得て計１４０人の警官を動員、付近一帯の大捜索を実施。自宅に戻っていた大学生(１８)わ逮捕しました。学生もけがをしていて近所の医者で「誤って階段から落ちた」と言って手当を受けておりました。
　学生についた罪名は業務上過失致死、ひき逃げ、無免許運転。おまけに車の窃盗容疑もかかっております。
　事件から４０年経過しております。１８才の少年はいま……。