うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 新聞記事のスクラップノート40

2012-08-03 06:38:54 | 日記


             

                したたかな女もいたものです

 高校野球で賭博とは、こんなことは昔から今でも行われていると思いますよ。組織暴力団壊滅と、検事総長さんが替わる度にのたまわれているのですが、一向に彼らの跋扈を絶やすことは出来ないのが現状のようであります。なにしろ彼らのお得意さんは堅気のお方たちなのですから、根絶やしはかなり困難なことではないでしょうか。
 ところで兵庫県警捜査四課と甲子園署は、夏の高校野球を食い物にしていた大がかりな賭博の全容を突き止めたとあります。賭博開帳の疑いで逮捕されたのが女胴元(38才)でありました。調べによりますと、高校野球期間中のかけ金総額は2億2300万円、張り客は延べ830人にのぼり、女は1550万円もの利益をあげていました。
 女は口を閉ざしていますが、同県警は賭博組織が糸を引き、賭博の利益が暴力団関係者に流れているものと、厳しく女を追及しているそうです。
 因みに広島商対静岡の決勝戦では、974万円の賭け金が動いたそうです。最高の賭け金が動いたのは準々決勝が行われた川越工と富山商などの4試合で2586万円だっそうであります。
 この一事を見ても、暴力団撲滅なとは至難の業であります。
 
 以上、昭和48年夏の甲子園高校野球での事でした。